再会 ページ40
.
もしかしたらもうとしみつには彼女がいるかもしれない。
かっこいいから、私なんてもうどうでもいいかもしれない。
それでもいい、
もう抑えきれない。
衝動に任せてチャイムを押した。
すごく、ドキドキする。
どんな顔をするんだろう。
勢いよくドアが開いた。
一ヶ月ぶりのとしみつは冷たい表情をしていた。
「…何しに来た」
「…もう私の顔なんて見たくないかもしれない
でも、聞いて欲しいの。」
「とりあえず中入って、」
全て話した。
なんで私が別れを告げたか。
「勝手に私がやったの。
本当にごめんね。
でも、これだけは信じて欲しくて、
としみつが、好きなの…」
顔が見れない。
私が話してる間、としみつは何も言わなかった。
もう駄目なのかも。
でも仕方ない。
何て言われても受け入れる。
「もう、無理だよね。
ごめんね、こんな夜に。
今までありがと…」
そう言い切らないうちにとしみつに抱きしめられた。
すごい久しぶりな気がする、この感覚。
やっぱり、落ち着くなぁ…
「ずっと、逢いたかった…」
「としみつ、苦しいよ」
「絶対離さんから。
馬鹿みたいに好き…」
「私だって大好きだよ」
恋をすると、みんな馬鹿になるらしい。
460人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん - 何度も読み返しています! めっちゃ最高です!!!!! (2018年6月17日 9時) (レス) id: c8143ac316 (このIDを非表示/違反報告)
栞 - うわあああ、たまらなく好き。。この作品最高。。何度も読み返してます! (2017年12月13日 18時) (レス) id: 6fc5970084 (このIDを非表示/違反報告)
ちーすけ(プロフ) - すごいこのお話好きです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年11月30日 21時) (レス) id: 4adda75a8c (このIDを非表示/違反報告)
つんつん(プロフ) - ありがとうございますー!!頑張ります!! (2017年9月6日 20時) (レス) id: f361be462a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - すごい面白いです!これからも頑張ってください! (2017年9月5日 13時) (レス) id: 19a12c05ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:つんつん | 作成日時:2017年9月3日 7時