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ひとしきり泣いてなんとか落ち着いた。
「今からとしみつに会ってくれば?」
「無理だよ…
だってさっきざわくん言ってたじゃん。
むしろ今の方が元気だって。
結局好きだったのは私だけなんだよ…」
「ああ、あれ?
あんなん嘘だよ」
「嘘?!」
「それぐらい酷い事言わないと
A本当の事言わないでしょ。」
「何それ、ひど」
「本当はあいつボロボロだよ
普段しないようなミスばっかして
ずっと上の空みたいだし。
動画ではずっと生理だって言われるし、
ひどい時なんて俺らに当たってきたり、
ここ一ヶ月大変だよ」
「…それは、ごめんなさい」
「本当だよ」
「結局、としみつはAがいないとダメなんだよ。
Aもとしみつがいないと、駄目でしょ?」
「うん…」
「たまに見ててイライラする時もあるけど
二人はやっぱ相性いいんじゃないの、」
見ててイライラする時あるんだ…
まあそれはいいや。
「ほら、行って。」
「お金は俺が払っとくからさ」
「でも…」
「いいから。
今度高いところで奢ってくれればいいから」
「じゃあ、ごめん
本当にありがとう」
「分かったから」
ありがとう。
本当にありがとうざわくん。
感謝を胸にとしみつの家に向かって走った。
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ゆん - 何度も読み返しています! めっちゃ最高です!!!!! (2018年6月17日 9時) (レス) id: c8143ac316 (このIDを非表示/違反報告)
栞 - うわあああ、たまらなく好き。。この作品最高。。何度も読み返してます! (2017年12月13日 18時) (レス) id: 6fc5970084 (このIDを非表示/違反報告)
ちーすけ(プロフ) - すごいこのお話好きです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年11月30日 21時) (レス) id: 4adda75a8c (このIDを非表示/違反報告)
つんつん(プロフ) - ありがとうございますー!!頑張ります!! (2017年9月6日 20時) (レス) id: f361be462a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - すごい面白いです!これからも頑張ってください! (2017年9月5日 13時) (レス) id: 19a12c05ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つんつん | 作成日時:2017年9月3日 7時