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M SIDE
急に掛かってきたからびっくりした。
最近はそんな話してなかったし。
いや、全然嫌とかではないんだよ。
とりあえず電話に出るとけたたましい音が頭に充満した。
『助けてざわくーーーーーん!!!!!!!!!!』
「うるっさいな、耳キーンってなったわ」
『あ…ごめんね
あの、どうしても相談したい事があって』
「またとしみつでしょ?」
『うん、なんかあのね…』
――――――――
「ふーん、」
『どう、思った?』
「二人とも馬鹿だなって思った」
『そっか…』
「でもAは別に嫌では無かったんでしょ？」
『うん…』
「じゃあなんでそんな嫌がったりしたの」
『なんか急だったからびっくりして…』
「はぁ…」
なんでそうなるんだろうなー…
Aは基本ちゃんとしてるんだけど
変なとこ抜けてるというか、
空気読めないというか…
「こんなこと僕が言うのもおこがましいかもしれないけど
ちゃんと思ってること素直に伝えなよ」
『でも、今更…』
「逆に今言わなきゃいつ言うの。
このまま勘違いしたまま終わっていいなら
別にいいけど、」
『そっか…』
こういう時、自分の立場が分からなくなる。
母親みたいじゃん。
『ありがと、ざわくん！
伝えてくるね！！』
「ハイハイ、頑張って」
電話を切って、なんだか気が抜けた。
全く
世話が焼ける奴らだよ。
けどまあ、
二人がどこか似ていて
応援してしまうのも事実なんだけど。
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ゆん - 何度も読み返しています！ めっちゃ最高です！！！！！ (2018年6月17日 9時) (
レス) id: c8143ac316 (このIDを非表示/違反報告)
栞 - うわあああ、たまらなく好き。。この作品最高。。何度も読み返してます！ (2017年12月13日 18時) (レス) id: 6fc5970084 (このIDを非表示/違反報告)
ちーすけ(プロフ) - すごいこのお話好きです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2017年11月30日 21時) (レス) id: 4adda75a8c (このIDを非表示/違反報告)
つんつん(プロフ) - ありがとうございますー！！頑張ります！！ (2017年9月6日 20時) (レス) id: f361be462a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - すごい面白いです！これからも頑張ってください！ (2017年9月5日 13時) (レス) id: 19a12c05ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つんつん | 作成日時：2017年9月3日 7時
