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胸が高鳴っている。
痛いくらいに。
でも、言わなきゃ。
「急に呼び止めてごめん。」
「…ううん、大丈夫。」
「どうしても、Aに言いたい事があって」
「…うん、」
「ずっと、会いたいって思ってた。」
「私も毎秒思ってるよ、」
「これからもずっと会いたい。
じゃなくて、何が言いたいかっていうと…」
Aの手を引いて抱きしめた。
「これからずっと一緒にいたい。
俺と付き合ってください。」
変な間が空いた。
無理か、そう思った時だった。
「遅いよ、
断る訳ないじゃん。」
少し怒りながら、涙声で。
この日から、Aは俺の彼女になった。
___________
「この鈍感、馬鹿。」
「え、何が？」
「普通、毎日会いたいって言ってる時点で
告ってるって気付くよ。」
「あ、そうなの？」
「そうなの？じゃないじゃん。
そんな事してるうちに運命の赤い糸が切れるところだったんだよ？」
「うん。笑」
「なーに笑ってんだ、」
「あの時、呼び止めてよかったなーって。」
「ほんとだよ、」
「A、」
「うん？」
「愛してる」
「あー、もう急にやめてよ…
心臓に悪い。」
そんな、昔の話。
会えてよかった。
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ゆん - 何度も読み返しています！ めっちゃ最高です！！！！！ (2018年6月17日 9時) (
レス) id: c8143ac316 (このIDを非表示/違反報告)
栞 - うわあああ、たまらなく好き。。この作品最高。。何度も読み返してます！ (2017年12月13日 18時) (レス) id: 6fc5970084 (このIDを非表示/違反報告)
ちーすけ(プロフ) - すごいこのお話好きです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2017年11月30日 21時) (レス) id: 4adda75a8c (このIDを非表示/違反報告)
つんつん(プロフ) - ありがとうございますー！！頑張ります！！ (2017年9月6日 20時) (レス) id: f361be462a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - すごい面白いです！これからも頑張ってください！ (2017年9月5日 13時) (レス) id: 19a12c05ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つんつん | 作成日時：2017年9月3日 7時
