検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:228 hit

昔話4 ページ6

『お父さん!今日の鍛練は何をするの?』
父「そうだなぁ、鬼ごっこにしよう!」
『え?鬼ごっこ?ただの?』
父「た、だ、の、鬼ごっこでも鍛練にはいいんだぞ!」

健心「鬼ごっこ?俺もやる!俺もやる!」
父「よし、わかった!じゃあ二人でお父さんを捕まえてみろ!
  絶対無理だがな!はっはっは!」
『「無理じゃないもんっ!」』
父「そうか?やってみろ!」
健心「じゃあ早く行ってお父さん!」

父「待て待て(笑)いいか、
  ずっと呼吸を使うこと。常中だ。走っている時も歩いている時も
  呼吸を止めるな。わかったか?」
『「はいっ!」』

父「あ、止めたら罰な。お父さんは何でも分かっちゃうから嘘はつくなよ〜、
  嘘ついたらお仕置きかな?」
『「はぃ。」』

父「フッじゃあ始めっ!」









健心「全然捕まえらんないよ」
『一回止まって呼吸を整えよう!そうすれば空気の乱れに気づけるはず!』
健心「そうだね!って、お姉ちゃん全集中の呼吸使ってる?
  全然呼吸音聞こえないんだけど、罰があるんだよ?シィィィィ」
『何言ってんの?今も常中してるじゃん。夜の呼吸は音がしないの。
 他の呼吸とお腹に入れる力が違うんだよ。』
健心「???」




父「二人とも常中できてるな。さすがお父さんとお母さんの子だな!」

『あっ、空気が揺らいだ!───あそこだっ!』
父「見つかっちったか、まあ二人が捕まえるには100年早いがな!」
健心「待て!」

(作者)ごめんね、飛ばします!







鬼ごっこ終了後
『「ハッハッハッもう動けないっ」』
父「ははっ!もう動けないのかでもな、



  人の命を守るってのは動けないから守れませんでしたじゃ済まないんだよ。
  俺たち鬼殺隊ってのは、より多くの人を守る為に走らなきゃいけないんだ。
  少しでも長く鬼と戦う為に呼吸を使ったり毎日鍛練したりするんだ。
  確かに鬼と戦う為に俺達は頑張ってるんだけど、誰かを守る為に、そして
  仲間を、自分を守る為に頑張っているんだよ。A、健心、









  死ぬな。生きろ。






 




  お前らはお互いを守りなさい。助け合いなさい。お父さんとの約束だ。」



『「はい。」』



四人の幸せな生活はもう、長くは


続かない。







次回何かありそうですね!
お楽しみに!(文字数ぅぅぅぅ)

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←昔話3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:55なっつ | 作成日時:2020年5月26日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。