11話 ページ12
まふまふ視点
次の日の朝
目を覚ましてお弁当を作る
天月くんは給食があるが僕とそらるさん、そしてAのぶんも作っておく
学校に行かなくてもお弁当を温めたりして食べて欲しい
まふ「こんなもんかな…」
そらるさんはほかの家事をしてくれる分僕はご飯などを作ったりする
今日は早くから学校に行こう
カバンにお弁当を入れて
まふ「行ってきます」
そう呟いて家を出た
学校についてカバンを置いた時
うらた「早いな?」
まふ「うらたさんたちだって早いじゃないですか?今日は避難訓練ですか?」
うらた「…なんで分かるんだよ」
まふ「よくAが避難訓練のある日は早く学校に行っていたんで!何限目の何時何分にあるんですか〜?」
この学校の避難訓練は予め予告なんてされない
放送部と先生方だけが知っている
放送部は避難訓練のある日は朝はやくから学校で放送機器の準備をするらしい
志麻「それだけは教えられへんかな〜?」
その時
nqrse「す、すみませーん…」
うらた「女子?2年か?」
昨日家に来ていた……たしか、nqrseくん?
僕だけしっかりとした挨拶してなかっなぁ
nqrse「あの、真冬先輩は…」
まふ「あ、僕です」
そう言って廊下に出ると
nqrse「えっと……その、Aに渡して欲しいものがあって」
そう言ってnqrseくんは僕にクッキーを渡した
nqrse「こ、これ昨日のお礼?みたいな感じで!あの家族で食べてもいいし!それじゃあ」
彼は走って去っていってしまった
うらた「まふ〜?なになに今の彼女〜?」
志麻「可愛い子だったじゃん?」
まふ「ち、違います!あの子はAのクラスメイトです!それに彼女って……あの子、男子ですよ?」
うらた/志麻「男!?」
2人は驚いていた
まぁ驚くのも無理は無い
人目見て彼が男だって気づく人の方が少ないだろ
どう見ても女子高生だよなぁ
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