story41 ページ42
俺はホストする前は声優をしていた
声優養成学校にも通っていたことがあるし、そこでは結構成績優秀な期待の新人とも言われていた
でも現実は違った
事務所に所属したてのころ、たくさんのオーディションの話をもちかけられた
俺は少しでもあこがれに近づこうとオーディションを受けたが受からないことがほとんどだった
次こそは!と意気込んでもダメなことが多かった
自分は諦めずに演技に打ち込んだ
チョイ役としてのモブ程度の役は貰えた
バイトと声優で何とか生活はできていたが
俺は全然大役を貰えず、俺の後輩が貰うことが増えた
後輩の事こと表では応援したが裏では恨んでいた
普通に先輩を越して応援するやつがいるわけないだろ
俺はイライラしながらバイト先から家に帰る時声をかけられた
最初は変なキャバクラとかのキャッチに捕まったかと思ったが、話を聞くとホストクラブをオープンするにあたってキャストを募集していると言われて話だけと思い店に入って話を聞いてみた
まだオープンもしておらず、キャストも誰一人としていないし、ボーイとして働くEveくんしかいなかった
話を聞いて考えた
今のカツカツの状況でこれからも生きるのか、ホストとして成功するかもしれない可能性の道にかけるか
ここまで頑張って成功しない声優よりもホストの方が可能性があると感じて俺はここで働くことにした
うらた「だから声優時代のこと知ってる人いないと思って頑張ってたんだけど……まさか知ってるなんて…」
Eve「出禁の件どうします?ほとんどオーナー権限は俺にあるようなものなんで簡単に出来ちゃいますが…」
うらた「俺に嫌な思いさせたのは変えれないことでしょ?だから出禁お願い」
Eve「あはは……分かりました、次にこのお客様見つけ次第出禁にします」
ラッキー歌い手
なぴ
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