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うらたぬき視点
いつも通り接客をしていると
客「ねぇ？うらたくんって声優やってたことある？」
うらた「えっ！？」
まさか、この人知ってる！？
客「私アニメが好きで数年前に浦田わたるって名前見た事あって！声もそっくりだし！会えて嬉しい！」
うらた「あ、あはは……」
そのあとそのお客さんと何を話したかも覚えてないしお酒も進まなかった
そのお客さんが帰ったあと
うらた「りするくん、俺この後接客全てキャンセル！」
りする「えっ？あ、はい」
控え室に戻り、ソファに座った
うらた「……」
なんで、俺の昔の話すんだよ
ふざけんなよ
そうだあの客出禁にしなきゃ
俺は急いで監視カメラ映像を見た
うらた「たしか…こいつだ」
Sou「お疲れ様です」
うらた「Souくん！ちょっとこっち来て！」
Sou「なんですか？」
俺は監視カメラの映像に映る一人の女に指をさして
うらた「こいつ出禁にして」
Sou「えっ！？で、出禁！？どうして？」
うらた「どうしてって…俺に嫌なことしたからに決まってるじゃん」
Sou「嫌なことって？」
うらた「……嫌なことは嫌なことだよ!!いいから!!早くこいつを出禁にしてよ!!早く!!早く!!」
Sou「っ！？」
俺はSouくんの肩を掴んで叫んだ
Sou「ぼ、僕に言われたってそんな権力僕にはありません！」
うらた「じゃあ誰に言えばいいの！？あんな自分勝手な店を放置してるオーナーに言ったって意味ないだろ!!」
Sou「そ、それなら！店がオープンする前からいるEveくん呼んできます!!」
そう言ってSouくんは店の方に行った
何やってんだよ
バイトの子に向かって、大学生に向かって叫ぶ大人なんて情けないよ…
ラッキー歌い手
なぴ
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