【歌/い/手】何でも解決生徒会です！

16話 ページ18

しゃけみー視点
昨日あの後は普通に帰った
まぁすぐにどうにかなるわけではないよな

時間はかかるよな

スタンちゃんには昨日から避けられて一人で中庭に来てしまった
テラス席に座ると

？「ご一緒に食べてもいいですか？」

男性にしては少し高めな声が聞こえた

しゃけ「えっと…」

？「あれ？おなじクラスだよね？俺は桜井 彩吏(さくらい さいり)、さくらくんって呼ばれてる」

しゃけ「あ、あぁ美樹 詩音です、しゃけみーって呼ばれてる」

さくらくんは向かい側に座った

しゃけ「友達と食べないんですか？」

さくら「できれば食べたいんだけど…みんなクラス違うんだよね、しゃけみーさんも1人ってことは同じ？」

しゃけ「はい…C組に仲のいい友達がいるんだけど避けられてて」

さくら「やっぱりそうだよね…」

さくらくんもそうなんだ

しゃけ「そんなの俺嫌だから！最低昼休みだけでも友達とすごしたいってことを生徒会に頼んだんだ!!そしたら、何とかしてみせるって言われて今待っているところ」

さくら「生徒会に行ったんだ……」

さくらくんは俯いた

しゃけ「さくらくん？」

さくら「俺も行きたかったんだけど……C組の友達に止められた」

しゃけ「どうして？」

さくら「S組のやつなんて下のクラスのことバカにして見下してる性格の悪い奴らだって…」

さくらくんはそう思ってないってことだよね

さくら「もしも、しゃけみーくんがお願いした内容が実現したら…ふぇにちゃんやゆぺくんと食べれるから俺もそれ信じて待つよ」

さくらくんは笑顔でそう言った

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ラッキー歌い手

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