とある学園のアイドル部【AlbaNox】 (ページ25)

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さくら視点
目を覚ますと白い天井が見えた

あれ？ここどこ？

その時

うぃる「さくらくん！気がついた？」

さくら「うぃるくん？」

うぃる「良かったぁ…」

ここは保健室か

さくら「ところで今何時？」

うぃる「えっ？17時だけど」

さくら「練習始まってるじゃん」

俺はベッドから立ち上がろうとしたがふらついてしまった

うぃる「あぁー安静にしてよ！さくらくん極度の睡眠不足で倒れたんだから！目の下のくま酷いよ？」

さくら「え…」

メイクとかで隠してたのに

うぃる「メイクで隠してたとしてもアイドル部のみんなにはお見通しだよ！」

さくら「うん……」

うぃるくん練習行かなくていいのかなぁ？

聞こうとした時うぃるくんが口を開いた

うぃる「あのさ、さくらくん前の大会の時のこと気にしてる？」

さくら「前の大会？」

うぃる「うん、他校の生徒に背が小さいアイドルは人気になれないって言われたこと…」

さくら「……」

うぃる「俺学校でも聞いたんださくらくんの悪口、アイドル部の黒髪の小さいやつって」

さくら「……俺も自分で聞いてる……俺は、アイドル部にいない方がいいと思ってるよ…だって小さいしこんな奴がいるからアイドル部の評判下がるんだよ…俺がいるから俺がいるから!!」

貴方「そんなことない！」

貴方視点
私はさくらくんの様子が気になり保健室に来ていた

さくら「えっ…」

貴方「さくらくんがいるからアイドル部が成り立っているんです！私、さくらくんのいい所知ってるよ!!歌が上手くて誰よりも努力していて、アイドル部が大好きなところ!!」

さくら「Aちゃん」

うぃる「ねぇ？さくらくん！俺たちは頼りにしてるんだよ！また綺麗な歌聞かせてよ！」

さくら「うん！」

さくら視点
身長や体型なんて関係ない
俺は俺だから！

これが俺の個性なんだ！
それを使うしかない！

アクロバティックな動きだって軽いからできるんだ！

Aちゃん、うぃるくん

さくら「2人ともありがとう!!」

うぃる「…………」