私と君の物語 (ページ6)

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ラーメンを食べ終わったあと、ジスが買い物したいって言ったのでついていくことに。

ジスが選んだラーメンのお店は行列ができてて外で30分ぐらい待ってた。

でも、その間もずっとジスが手を繋いでてくれたから全然苦じゃなかったけど。

もちろん、ショッピングモールへ歩いてる今も繋いでるけどね！

ショッピングモールについてジスが向かった場所は洋服売り場。

しかも、レディースのコート売り場。

まさか………

『…誰かへのプレゼント？選ぶの手伝おっか？どんな子？』

ショックが大きくて早口になってしまった。

だって、レディースをジスが着るわけないし……

……まぁ、ジスはモテるから彼女いないわけないか。

JS「ううん、大丈夫。俺が選ぶ。だってAへのプレゼントだもん」

え！？私！？

………危ない。今ガッツポーズして跳びはねるとこだった…

JS「A、今日寒かっただろうからどんな服にも合うコート、買ってあげたいと思って」
『いいよ、自分で買うよ？一緒に選んでくれるだけでも嬉しいし』
JS「ううん、俺が買う。Aそろそろ誕生日でしょ？俺からのプレゼントってことで！」
『いいの？ありがとう！！』
ｷﾞｭｯ

ヤバイ……！

嬉しすぎてハグしてしまった…

すぐ離れ…

ｷﾞｭｯ

え？

JS「ふふ、そんなに嬉しい？」
『うん！！』
JS「Aが喜んでくれると俺も嬉しい^^」

ジスは優しいから抱き締め返してくれた。

嬉しい……

これを見られてるなんて知らずに、ジスの温もりを感じていた。