私と君の物語 (ページ45)

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結局、ハニが行きたいと言ったのは家に近い公園だった。

ほんとにここで良いのか聞いたけど、帰ってくる言葉は"ここが良い"だけだった。

2人、ブランコに乗りながら出会った時の話をする。

JH「あの頃のA、可愛かったなー」
『今は？』
JH「今は100倍可愛い。」
『///』
JH「自分で聞いといて照れないでよ笑」
『だって…』

100倍は言い過ぎでしょ…///

意識し始めちゃってんだからそんなこと言わないでよ…

あとでスジンにスジンのせいだと伝えよう…

JH「でもさ、A、変わったよね」
『え、どこがー』
JH「俺に優しくなった」
『…』
JH「俺、期待しちゃうなー」
『そんなことないよ、勝手に思い込まないで』
JH「あ、冷たくなった。笑

そんなところもすきだけど」

それだけ言って「トイレ行ってくる」と、トイレに歩いていった。

ハニは「好き」と言う言葉が恥ずかしくないのだろうか。

………スジンに電話しよう…

じゃないと頭の中がハニでいっぱいだ…

電話をかけるとすぐつながる。

sj「ラブラブしてる？」

第一声がそれか…！

『スジンのせいで疲れる』
sj「意識しちゃってるんだ？」
『かも』
sj「Aに良いこと教えてあげる。

ハニ、色んな人にAのこと聞いて回って、今日、Aに素敵な日をあげるんだ！って言ってた。
本気でAが好きなんだよ」