私と君の物語 (ページ34)

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JH「落ち着いた？大丈夫？」

泣きじゃくる私を部屋の中のベッドの上に座らせて私の背中をずっとさすってくれたハニ。

落ち着くまで何があったのか何も聞かないハニは優しいんだろうな…

JH「落ち着いてきた？」
『……うん、』
JH「良かった。

……A、俺の部屋からの初めてじゃない？^ ^」

たしかに……

人生の中でハニの部屋に入ることはないと思ってた。

ってか、男の人の部屋に入ること自体、初めてだ…

JH「なんか嬉しいなぁ。大好きなAが俺の部屋にいるの。夢みたい」

ハニってどうして私のことが好きなの？

聞きたかったけど、ハニが私を抱きしめたから言えなかった。

JH「何があったのか分からないけど、辛くなったとき、俺を求めてくれたことが嬉しい。」
『…ハニ』
JH「ん？なに？俺のこと好きになった？笑」
『…わかんないよ、何が好きなのか、わかんないよ、、』
JH「うん」
『どうしてハニは私のこと好きって、私に言えるの…？どうしてハニはちゃんと気持ちを伝えられるの…？』

そう言うと、ハニは私から身を離して、私の目を見ながら

JH「Aより大切なものはないから。Aが誰かに取られるのは嫌だから。

どんな男よりもAを想ってると思ってるから」

そう言うと、ハニはまた私を強く抱きしめた。

JH「ねぇ、俺だけを見てよ。俺さ、Aを泣かせたらなんかしないよ。

俺と、付き合ってください。」

『…ハニ、、今は…』
JH「今決めなくてもいいよ。よく考えてさ、返事、ちょうだい？」
『…うん』
JH「よし、じゃあ寝よう。まだ5時だし。あと3時間は寝れるよ。」
『うん、じゃあ…』

私も部屋に戻って寝よう。

1人は嫌だけど、、

そう思って部屋を出ようとすると、ハニが私の腕を掴んできた。

JH「A？どこ行くの？一緒に寝ようよ」