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コンコン……
ガチャ、
『…どうぞ』
うん、と言って私の部屋に入ったハニは私のベッドへ腰掛ける。
『……どうしたの?』
JH「A、ジスのこと、好きなの?」
まさかの質問にすぐには答えられなかった。
好きだよ。ジスのこと。
どうしてすぐに言えないんだろう…
JH「本気で、好きなの?」
『…』
JH「A、俺ね……
Aのことが本気で好きだよ?」
ハニの目が私を離さないようなくらい見つめて、
こんなにもハニの本気の顔を見たことはなかった。
ハニが好きでいてくれてるのは知ってたけど、こんなにも好きでいてくれてたとは思わなかった。
ハニは好きだと伝えてくれたのに、
どうして私は何も言えないんだろう。
どうして私はジスが好きだからって言えないんだろう。
JH「……だからさ、何があってもこれからもずっと1番となりにいたい。誰よりも近くに。
俺だけのAにしたい」
私は……
"そばにいてよ"
昨日の夜、そう思ったのはジスじゃなくて、ハニが好きだから?
『私はジスが好き。
でも、また、元に戻りたい』
そういうと、私の目には少し悲しそうでも、笑ってるハニが写った。
久しぶりにハニの笑った顔を見た。
〜〜〜
こんにちは!
受験が終わり、合格したのでまた少しずつですが更新スピードを上げていこうと思います。
毎日できないかもしれませんがこれからもよろしくお願いします!
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作者名:ナタデ | 作成日時:2020年12月27日 23時