私と君の物語 (ページ13)

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『ぎゃーっ！！』

遊園地に着いて5分。

想像以上に空いてていろんな乗り物に乗れる。

最初は何に乗ろう……♪

……なんて考えてたらいつの間にかジュンにジェットコースターに連れてこられた。

JN「楽しかった！！」
WZ「お前絶叫系好きだよな」
JS「若い人は元気だね～。見てよ、この2人」

“この2人”とは、私とハニのことで。

私はまだましだけど、ハニは……

JH「……」

失神状態です。

JS「大丈夫？ハニ」
JH「……ん」
『ハニって意外と絶叫系苦手なのね…』
JH「…Aこそ」

絶叫系は苦手なんだよ…

JN「……もう1回乗りたい…」
JH「行ってこい。ちょっと俺はパス」
『私も』
JS「俺は……乗りに行こうかな。ウジは？」
WZ「俺は」
JN「乗るよねっ！」
WZ「……はい」

本当、ウジは優しいな、笑

……ん？

ということはハニと2人で待ってなきゃいけないの？

『う、ウジ！行きたくないなら…』
WZ「じゃあ…」
JH「いや、行ってきなよ。…ね？^^」
WZ「はい……。(ハニヒョン怖い…)」

ウジー！！

そんな願いもむなしく、2人はハイテンションなジュンに連れていかれた。

………で、この空気どうしたらいいの、？

JH「……ねぇ、？A」
『な！何、？』

びっくりした…

JH「ふふ笑」
『なんで笑うの！』
JH「ううん。かわいいなーって」

この人どうしていつもこうなの、？

さらっと好きとかかわいいとか言って、ハグしたりキスしたり………

いったいなにがしたいの。

JH「あのさ、そのネックレス、つけてくれて嬉しかった」
『あ……』
JH「どうして今までつけてくれなかったの？」
『それは…』

今回は言うべき？

でも、恥ずかしい。

いつも冷たくしてるのに
「大切だったから」
なんて伝えるのは。

JH「ねえ、A？」
『……だから』
JH「え？」
『大切だから！！』
JH「たいせつ？」
『なくしたりしたくないの！』
ぎゅ

また、私をハグして。

どれだけこっちが恥ずかしくなってるのか知らないで。

JH「ほんと、A大好きっ！！」

また、私に「好き」とか言って。

どれだけこっちがドキドキしてるかも知らないで。

『離れて』
JH「いやだぁー！笑」
『離れて』
JH「ねぇ、A。キスしたい」
『…！』
JH「いい？」

なにいって、！

私とハニの距離が1cm。

そのとき。

JN「ただいま～♪」
WZ「あ、」
JS「あちゃ」
JN「あれ？ヌナとハニヒョン顔赤いよ？」

ジュン。ありがとう。