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時計を見ると、もう4時。
早いなあって思う。
いろんなお店は回ったけど、寛太は一向に決める気配はない。
おそらく、気になる人にあげるもので慎重になっているのだろう。
わかるよ、その気持ち分かるけど、
優柔不断すぎやしないか。
ていうか本当に買う気あんのか、こいつ。
「もうすぐ決めてかないと、買えないよ？」
「うーん、見てこのサングラスいいよね、」
「おー、イカしてるー
じゃなくて、決める気あります？」
「んー、ないかな」
「ないって…」
「ごめん、俺
Aに嘘ついたんだよね」
「え、なにを」
「本当は女友達のプレゼントじゃないんだ」
「ふーん、
って、え、？」
「それはただの口実なんだよ、ごめん」
「別に、楽しかったからいいけど…
なんでずっと隠してたの？」
「そういうのがなきゃ誘えないし、
嘘って言ったら、A帰っちゃうかなって」
「別に帰んないよ。
でもなんか寛太今日おかしいよ？」
「うん、俺おかしいのかもしんない
じゃあさ、
おかしくなったと思って聞き流してもらってもいいから
聞いてほしいことがあるんだけど」
「うん、」
「好き」
「え」
「Aが好き、好きです」
「ちょ、」
「、好きです」
「待って、いい
恥ずかしいから何回も言わないで」
頭が置いつかない。
寛太が私を？
まさかまさか。
「でも、私、
好きな人、」
「トミーでしょ？」
「なんでそれ、」
「分かるよ、だってA、めちゃめちゃ分かりやすいんだもん」
「俺と、付き合って欲しい。
トミーが好きだとしても」
私はどうするべきなんだろう。
、
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つんつん(プロフ) - ええ！すっごい嬉しいです！励みになります！とてもありがとうございます！！！ (2017年8月15日 23時) (
レス) id: f361be462a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゅ(プロフ) - まだ少ししか読んでないのにもうキュンキュンしてます笑 これからどうなるのか楽しみです！頑張ってください！！ (2017年8月6日 19時) (レス) id: 7b7a95e2f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つんつん | 作成日時：2017年8月6日 17時
