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、
「Aは
トミーに告ったりしないの」
「へっ!?
コクル…」
考えたことなかった。
いや、でもむりむり
絶対だめだし、
何しろいい感じになってる人いるみたいだし。
私なんか、絶対に無理。
「俺はお似合いだと思うよ、二人。
きっと、いけるよ。
告りなよ」
「ていうか寛太はなんで、
なんでそんな事聞くの」
「そりゃ決まってるじゃん
Aには幸せになって欲しいから、」
「そんなの、
さ、
寛太は自分の手でとか思わないの?
いや、私が言うのも気持ち悪いけど…」
「思うよ」
「だったらなんで、」
「んー、辛いからかな」
「辛い、って…?」
「Aに言うのもおかしいけど、
トミーが好きな事わかってて
それでも好きでいるって、辛いんだよ。
こんな辛いなら、
早くけじめ付けて、
次の恋したいなー、なんて」
痛い、
苦しい、
こんなの初めて。
ねえ、なんでそんな事言うの?
「なんで、Aが辛そうな顔してんの、」
「…なんでだろー、」
「いいよ、同情なんて要らないから、
自分の気持ちに正直になりなよ」
告白、か。
告白…
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つんつん(プロフ) - ええ!すっごい嬉しいです!励みになります!とてもありがとうございます!!! (2017年8月15日 23時) (レス) id: f361be462a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゅ(プロフ) - まだ少ししか読んでないのにもうキュンキュンしてます笑 これからどうなるのか楽しみです!頑張ってください!! (2017年8月6日 19時) (レス) id: 7b7a95e2f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つんつん | 作成日時:2017年8月6日 17時