絡み、ほどけ、また絡む 【JUMP】

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...



「だ、いちゃん？」



顔が離され、俺を見上げるその目は少し潤んでいるようだった


ああ、綺麗な生き物だ


そう思った俺は、そっと大ちゃんの頰に手を添えた



「なに？好きだったの？俺の事」



「別に」



「だから、胃袋掴むって言ってたの？」



「うるせーわ」



意地悪く聞いてやれば、目を逸らされる

でも、耳が真っ赤で笑えてくる



いいんだよね？


ここで、俺がお前を堕としても

俺がお前に愛を伝えても



だって、大ちゃんが先に言っただよ？



「やまだ...？」



「好きだよ、」



「へ？」



そっと触れるだけのキスを落とした



お前が俺に堕ちる瞬間を見たかった


ファンも知らないお前を見たかった



「や、んっ、」



今度は深く

生クリームなんて、使わなくてもよかったのに


＿＿＿好き


お前が俺にそう言うだけで、俺は完全に堕ちるのに




「ゃ、ンんっ、んふっ、」



「ベッドでも行くか？」



「嫌だよ、ばーか」



「そ？なら、ケーキ作る？」



ごめんね大ちゃん

ちゃんと口で言ってくれないと分かんねーんだよな


だって。ほら、俺って天然だからさ



「うそ。やまだ、ベッド行く」



「分かってるよ」



「うるせえ、天然野郎」



実際に、どっちが天然なのかなんて

天然の俺達には分からないんだ





Fin.





有岡さん、Happy Birthday!!
これからも元気な有岡さんが見れるだけで、私達ファンは幸せです


tapico.

◇こーた。＿＿Yb×Cn→←・

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