▽10 ページ11
...
道を照らす街頭が、今はキラキラと輝かしく見える
ドキドキと鳴る心臓に笑みが溢れる
「大ちゃん。どっかでご飯食べてから行く？」
隣を歩いているだけで嬉しいんだ
前まではこんな事、思ったことなんてないのに、大切なものほど遠く離れた時な初めて気付くんだ
「ううん。いい」
「そ？」
揺れる俺と伊野ちゃんの手は重なることはない
握りたいんだ...
そう言ったら、困る？
ゆっくりと近づければ、逃げるようにポケットへとしまわれる
「...あ」
「大ちゃん？」
「ん？あ、ううん。なんでもない」
.
.
家に入ると、伊野ちゃんはキッチンへと向かってしまう
今までなら、すぐにベッドへ行くか、お風呂だったのに
プライド...
あるとは言っても、この気持ちには勝てないんだ
大切な、俺にとっては大切にしたいこの気持ちには...
「っ、大ちゃん。どうしたの？」
「慧、待てないよ」
積極的に、積極的にと伊野ちゃんを抱きしめれば、小さながらに背伸びをして首元にキスをする
「んッ、ちょ、痕はつけないで」
「ど、うして」
「俺、明日も仕事だし。それに...」
そう言うと、手を掴まれ壁に押さえ込まれ、同じようにキスをされる
「ぁ、ンんっ、」
「キスマは大ちゃんの方が似合ってるしさ」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のん - tapicoさん» 有岡君が辛過ぎる思いをした分、伊野尾君にもちょっとは痛い目にあってほしい（笑)という勝手な妄想です･･･。でもちょっとだけ、この内容ご検討頂けると嬉しいです･･･！（『紅紫の恋歌』の方にもコメントさせて頂いたので、よろしくです！) (2021年4月14日 20時) (
レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 自らの傷を癒やそうとする。でも、その行為を彼は泣きながら行う。（大ちゃん受け)有岡君が自分のせいで、自らの身体を汚す様な行為をしていると知った伊野尾君は、自分がどうするべきなのかを必死に悩む。といったお話も読んでみたいです！ (2021年4月14日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - tapicoさん» どうも！『紅紫の恋歌』の方でも、コメントさせて頂いた のん です。有岡君の気持ちを考えると、個人的にはこの結末、納得出来ないかもです･･･。伊野尾君に振り回され、自暴自棄になった有岡君が初対面の男性に抱かれる事で、 (2021年4月14日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - やぶありLOVEさん» えーっ!?ごめんなさい！作者様に送ったはずだったのですが･･･、この度は本当に申し訳ございませんでした！ (2021年4月14日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - やぶありLOVEさん» どうも！『紅紫の恋歌』の方でも、コメントさせて頂いた のん です。有岡君の気持ちを考えると、個人的にはこの結末、納得出来ないかもです･･･。伊野尾君に振り回され、自暴自棄になった有岡君が初対面の男性に抱かれる事で、 (2021年4月14日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：tapico
| 作者ホームページ：http://id15.fm-p.jp/629/white0210/index.php
作成日時：2020年4月26日 10時
