尊重できないもの 20 ページ21
次の日いつもどうり登校すれば教室の前に待ち構えているあんずさんと衣更くん
「藍田さん！」
僕が来たことに気づきこちらにぱたぱたと近づいてくるあんずさん
少し大きめの声にビクッと方が反応してしまい反射的に『ﾊｲｯｯｯ』と情けない声が出る
そんな僕に気づき衣更くんは「ごめんな」と一言
大丈夫だと伝えあんずさんが話したそうにするので耳を傾ける
「あの…藍田さんに………その…。昨日お話した通りなんですが…えと…」とごにょごにょと焦り困りに振り回せれてるように僕に話をする
会話が出来てないあんずさんを見て衣更くんが話し始める
「次のあんずが企画するライブに出て欲しいんだ。俺たちは藍田のライブ楽しみでぜひ出て欲しいんだ」
と拳を胸の前で甘めに握り熱く語られる
「んな奴のライブなんか楽しみじゃねぇよ」
ふと聞こえるように言われた心無い言葉
それに反応して衣更くんは敵意を向ける
「どういう意味だよ」
「そのまんまの意味だっての。お前らこいつのこと理解してんのかぁ？こいつはな人の幸せを不幸に変える
魔女
なんだよ」
何故か憎みきれないあの時の名が出てくる
隣の衣更くんはそんな言葉も気にせず僕の過去のライブをDVDでこの前視聴し凄いんだと語ってくれていた
あんずさんも「逆先くんや北斗くんも凄いんだって…！藍田さんのライブは凄いんだって言ってたんですから！」と、負けじと声を上げていた
でも、あの時の僕を知ってる人からしたらその言葉はフォローにも何もならない
きっとそれは煽るだけ
「はっw 逆先夏目とか言うやつもよくお前と一緒にいるけどよぉ あいつも落ちたもんだな。お前なんかと一緒にいるからどんどん堕ちるんだよ。俺からしたらあんなやつのライブ楽しくも面白くも感動もしねぇッッッ」
僕のことについて話したあとは夏目くんについて話し始めた。
内容がないようなだけにイラッとした僕は教室の中だと言うのに相手の胸ぐらを掴んでいる
「いッッッてぇなてめぇ！」
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Dell(プロフ) - ★さん» 初めまして、コメントありがとうございます。当作品の主人公は女の子です。ボクっ娘 となります。注意喚起しておりませんでした申し訳ございません！ (2021年1月26日 17時) (
レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
★ - 1つお伺いしたいのですが主人公は女の子ですよね？何故一人称が｢僕｣何ですか、、？ボクっ娘ですか？！ (2021年1月22日 13時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dell | 作成日時：2020年7月3日 20時
