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〜翔sideー
「…俺は怒ってるんだよ、翔くん」
ベッドに、強く押さえつけられた手首。
射抜く様に俺を見下ろす智くんの鷲色の瞳。
智「俺なんか、庇いやがって…
こんな、傷までつけちゃってさ」
首筋に触れた手に再び身体が跳ねる。
何か言葉を発しようとした口も…
彼の表情を間近にすると、どこかに
消えていった。
智「今度から絶対にあんな事しないで…
俺のせいで、翔くんがあんな姿になるの
もう二度と見たくねぇ。」
半分、怒ってて…半分泣きそうな切ない顔。
あぁ…いっぱい心配掛けたんだなって。
滅多に涙を流さない貴方なら、尚更。
うっすらと彼の涙の跡が残る頬に
手を伸ばして、ゆっくり撫でた。
翔「…ごめんね…？傷跡…残っちゃうかも…」
そう、呟いた刹那。柔らかく微笑んだ
智くんは…ゆっくり俺の頭を撫でた。
智「なら、俺が責任とっちゃる。」
そして、0になった2人の距離。
間近で感じる彼の吐息にそっと目を閉じる。
最初は俺を気遣ってか重ねるだけの
優しいモノだったけど。
触れては離れ…離れては触れて。
角度を何度も変える彼との口付けに
心が満たされていく。
あぁ、…どうしようもなくこの人が好きだ。
胸の奥からこみあげてくる愛おしさに抗えず
智くんの首に腕を回して夢中で彼のリズムに
合わせる。
「っ、ん…ふ……っ、」
息が苦しくなってきて…うっすらと口を開けると
待ってましたとでも言うようにするり、と
乱入してくる柔らかい舌。
智「…翔くん、可愛い」
身体の芯が熱い。絡め合う舌が熱い。
貪る口付けを受け止めながら必死に
俺も返していると
智「…続きしていい？俺もう限界…」
おでこ。鼻。頬。耳。温度を確かめる様に
ふわり、ふわりと優しく唇を落とされる。
珍しく余裕がなさそうな彼の声色に
胸がぎゅうっと締め付けられて
俺は同意の証に彼の頬にキスを落とした。
智「んふふ。翔くんのここ、羽みたい。」
綺麗な指でなぞられる腕に残った硝子の擦り傷。
ただの斜めに入った赤黒い傷でも
そんな風に表現してくれる智くん。
この傷は俺の一生の勲章になるだろうな。
その、一生を共に過ごす人は
俺にとってはこの人以外考えられない。
智くんだけじゃない。
ニノも雅紀も潤も。
俺にとっての運命共同体は4人だけ。
これからもずっとずっと
"5人でいる ずっといる"
頬に静かに伝う涙を拭うように
智くんの腕に身を委ねた。
〜fin〜
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daygiow - すみません、前にリクエストした悪ノ娘は王女が翔さん、召し使いが智さんでお願いしますm(__)m (2018年5月13日 14時) (
レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - 星羅*さん» 了解です！楽しみです(^q^) (2018年5月13日 14時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
星羅*(プロフ) - daygiowさん» daygiowさん、お久しぶりです♪今回は初の試みでした！お気に召して頂けて嬉しいです！了解です！次回のお話が終われば以前頂いたリクエスト、悪ノ娘パロディを書かせて頂きますね！いつも有難う御座います( ；∀；) (2018年5月13日 14時) (レス) id: 5f21451705 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - すみません、翔ちゃんが嵐さんになついてです。すみませんm(__)m (2018年5月13日 13時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - こんにちは！かわいい舞賀家をありがとうございます(^q^) 私も翔さん受けが大好物で・・・・・！リクエスト失礼します！ 嵐さんのコンサートへ行って嵐さんになついて智にいがショック受ける話お願いしますm(__)m (2018年5月13日 13時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星羅
| 作成日時：2018年4月4日 15時
