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〜智side〜
「…う"ぅ…智くん、まじでそろそろ…」
「だめ。」
「え"」
傷が痛むだけなのか。
それとも、恥ずかしくなってきただけか。
理由は良くわからんけど、腕の中で
もどかしそうに翔くんがモゾモゾと動く。
でも、俺は完全に無視。
仕方ねぇじゃん。
もう少し堪能させろや。
「さと…？」
そっと、身体を離して顔を覗き込む。
夢じゃ…ねぇ…よな？
大丈夫…翔くんはここにいる。
頬に手をあてると、ビクッと小さく跳ねる
なだらかな肩に少し笑みが零れる。
包帯だらけの四肢とは裏腹に
スベスベの真っ白い頬。
黒子ひとつない透き通る肌。
良かった…顔は傷つかないで…
翔くんと現場やプライベートで顔合わせる度に
自責の念にかられる心配は免れた。
俺を不安げに上目で見詰める瞳に
俺は何を血迷ったか、変なスイッチが入った。
「目、瞑らねぇの。」
「え"っ…あっ、」
質問の意図が分かったのか
一気に顔を真っ赤にした翔くん。
だって、病院の醍醐味だろ。
王子の口付けで姫は起きるんだよ。
…順番少し狂ったけど。
てか、いい加減慣れろよな。
でも、そんないつまでも初々しい
翔くんが可愛くて仕方ない。
問答無用で手をするっと首の後ろに滑らせて
グイッと引き寄せる。
なんだかんだ渋りながらも恥ずかしそうに
大きい目が閉じられたのを確認して
顔を近づける。
が。
目の前に広がったのは可愛い可愛い翔くんの
照れた顔…
じゃなくて
「チェストおおおおおおぉっ！！！」
瞬時に首に訪れたピキーンっと
筋肉がぶった切られてつるような感覚と。
何かがゴンッと後頭部に直撃した痛み。
頭を抑えた途端にコロコロと
足元を転がっていくリンゴ。
「そろそろ殺すぞ、おっさん」
鬼のような形相を浮かべて仁王立ちする
ニノの肩越しに見えた真っ白な天井だった。
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daygiow - すみません、前にリクエストした悪ノ娘は王女が翔さん、召し使いが智さんでお願いしますm(__)m (2018年5月13日 14時) (
レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - 星羅*さん» 了解です！楽しみです(^q^) (2018年5月13日 14時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
星羅*(プロフ) - daygiowさん» daygiowさん、お久しぶりです♪今回は初の試みでした！お気に召して頂けて嬉しいです！了解です！次回のお話が終われば以前頂いたリクエスト、悪ノ娘パロディを書かせて頂きますね！いつも有難う御座います( ；∀；) (2018年5月13日 14時) (レス) id: 5f21451705 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - すみません、翔ちゃんが嵐さんになついてです。すみませんm(__)m (2018年5月13日 13時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
daygiow - こんにちは！かわいい舞賀家をありがとうございます(^q^) 私も翔さん受けが大好物で・・・・・！リクエスト失礼します！ 嵐さんのコンサートへ行って嵐さんになついて智にいがショック受ける話お願いしますm(__)m (2018年5月13日 13時) (レス) id: 132e498f86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星羅
| 作成日時：2018年4月4日 15時
