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日曜日、テスト前は部活もない。
お昼もおやつもあのカフェに行こうと決めて貯めていたお小遣い。
ランチセットで新作のタルトとアールグレイティー、
夕方くらいにいつものショートケーキとあのハーブティーにしようかな。
「今日は夜ご飯も食べてくるからね」
「あら、じゃぁご飯代持っていったら?気をつけてね」
渡される与謝野晶子1枚。多くない?
「蛍のいきつけのお店のケーキ、食べたいわ」
そういうことね。
「美味しいから楽しみにしてて、いってきます」
なぜか僕がドヤ顔。
ドアを開ける、心地よいくらいの風、今日はテラス席もいいかもね。
とっても気分が良い。
「「「月島!/ツッキー!」」」
前言撤回。最悪の気分。
「ここ、僕ん家の玄関だけど、、え、、ストーカー?」
全身全霊で嫌味を吐いた。
「「べんきょーを!教えろください!!」」
「って頼むの手伝ってって連れてこられた、ごめんツッキー!」
そう言ってる3人を僕は完全無視。
そう。これは僕に話しかけているわけじゃない、そう思い込み思いっきり走り去る。
「あ、うそでしょ?ツッキー?無視??」
「逃げんな!べんきょー教えろよ!」
後ろから聞こえてくるが振り向いたら僕の負け。
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作者名:葉月 | 作成日時:2020年2月19日 20時