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母親にケーキを渡しそのままシャワーを浴びにいく。
もうその後なにをしたか、何もしなかったのかもよく覚えていない。
目覚ましが鳴り目が覚める。
ベッドに入ってはいたんだな…。
学校に行かなくちゃ。
朝練の為ジャージを着る。
制服をカバンに入れ、リビングへ。
今日は静かだな…
そう呟きながら準備をし、玄関を出た。
学校に着いて気付く。
今日は祝日でおやすみ…!!!
うそだろ…僕がこんなミス…!
校門前で立ち尽くす…。
「はぁ、馬鹿みたい」
自嘲気味に呟いて来た道を戻る。
坂ノ下商店前で監督にばったり会った。
「…おはようございマス」
「今日学校ねぇだろ?…お?もしかしてお前…間違えた?!」
吹き出すように笑われ少しムカついたけど
ある意味スッキリした。
「ちょうどいいや、お前ちょっと手伝えよ」
「これが世間一般で噂のパワーハラスメント…」
「本物のパワハラは、本人に面と向かって言えねぇもんなんだよ」
だからこれはパワハラじゃねぇと御託を並べられ手伝いが確定してしまった。
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作者名:葉月 | 作成日時:2020年2月19日 20時