いい加減にしろ！！

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『私ね、最近盛大に落ち込むことがありまして。おにいに慰められてなんとか落ち着いたんですけど』



皆は静かに私の話を聞いてくれた。



『久しぶりにありえないくらい泣いて、めっちゃくちゃ荒れてたんです』




＿＿＿最初から分かってた




『でもおにいが、お前の周りには助けてくれる人が沢山いるって』




＿＿＿助けてって言えば、絶対に助けてくれるって





『その時、真っ先に皆さんの顔が浮かびました』




＿＿＿でもいらないプライドが邪魔をして言えなかった




『いっつもみんな冷たかったりするけど、ちゃんと私のこと大切にしてくれてるの知ってますよ』




＿＿＿＿あたりまえのことを






にへっと笑うと、みんなは少し驚いた顔をしていて、それが面白くてまた笑った。













神谷｢お前が少し変わって、俺らはちょっと焦ってる｣

『へ？？』

神谷｢いつも憧れてますとか、先輩方すごいですねとか、尊敬してますとか言ってるけど。それは俺らも同じだよ｣




神谷さんの言葉に頷いてる人もいて、




神谷｢もっと自信を持って欲しい。俺らもお前の姿を見て頑張ろうって思えることもある。
お前に助けられたこともある｣



神谷｢突っ走ってるお前を見て、心配することなんか数え切れないほどあった＿












でも、強くなったよな｣


『ｯ、！！！』


福山｢振り回されてばっかだけど、肝心な時には頼ってくれなかったのもわりと根に持ってるんだからな｣

木村｢でも、気づいたなら良かったよ｣



















__みんなお前の味方だって__


















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『なんで、私こんなにっ…泣かなきゃいけないんですか
最近は…っ泣かされて…ばっかですっ』



こんなにも恵まれていていいのだろうか。こんなにも素敵な人たちに出会えて前世は何をしたんだろう。



入野｢まっ！お前はお前らしくってことよ｣

岡本｢椎名ちゃんここんとこ調子良いしね｣

下野｢元気なのが1番ってことよ｣

中村｢元気はもう足りてんだろ｣






『もう、大好きだよ！！大好き！！！』

福山｢なんで逆ギレしてんだよ、笑｣









今に始まったことではないけれど改めて感謝すべきなんだと思う。同時に、私も誰かにとって支えになる存在になりたいと思った。














私の周りには、いつも誰かの愛があって


それはもう受け止めきれないほどの


でもそれが、あたりまえじゃないってちゃんと分かってる

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