１２話 ページ13
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『おはざーす』
相澤｢お前ナメてんのか｣
『まさか、大真面目ですが何か』
某月某日、雄英高校職員室では彼女と相澤の間でバチバチと火花が散っていた。理由は言うまででもない、彼女の言動である。
相澤｢何が優等生すぎて腰抜かすだ。今のお前は優等生と真反対の道を進んでるよ｣
『やっぱりクソだるいですね、あんた』
相澤｢今すぐ整えろ｣
『もう少し緩くやった方が生徒の多様性も広がると思うんですけどね〜』
相澤｢言ってろ｣
相澤の視線の先には、3回ほど折り曲げられたスカート、ゆる〜く付けられたネクタイ、そして片耳のピアス。
まあ、優等生では無いだろうな…と周りで様子を伺っていた教師らも相澤に同情していた。
『ピアスくらいはいいでしょ、他の奴らもしてたし』
相澤｢優等生の転校生の設定が良いだのなんだの騒いでたのはお前だろ｣
『言ったっけそんなの』
確かに昨日の事前打ち合わせの電話でそんなこと言ったような言ってないような。ほぼ徹夜三昧の糸野にとっては12時間経過してしまえば無駄なことは忘れてしまうのだ。
『まあまあ、ちゃんとやる時はやりますから』
相澤｢信用ならん｣
『あ、そうそうこれ。生徒名簿、返しますね〜』
相澤｢頭に入れたのか｣
『当たり前でしょ、誰に言ってんですか』
資料を彼女に渡したのは昨日。念の為Ｂ組の生徒情報渡してある。それをこの短期間で頭に入れたと聞くと、にわかには信じられなかった。
『信じてなさそーな顔、伊達に公安やってないんでそーゆー事に関しては心配いらないです』
相澤｢……信じよう｣
『緑谷出久、』
相澤｢あ？｣
『彼の個性登録が少々遅いようですが、一体何が？』
相澤｢俺はそこまでは知らん。本人に聞け｣
相澤がそう言うと、糸野は何か考えているような様子に。それを相澤は見下ろすように伺っていた。
『………まあ、いいでしょう』
相澤｢最終確認だ。お前は入学式前に不慮の事故で入院、万全の状態になったため一足遅れた入学をする｣
『とても不本意な理由ですが。そもそもそんなポンコツな奴がヒーロー目指すとかどうなの？』
相澤｢子供を助けて事故に合った、とかでいいだろ｣
『あぁ、、いかにもヒーロー志望の学生設定だ』
そう言った糸野は目の光を落とし、面倒くさそうに笑みを浮かべた。
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坊ちゃん団子 - ひながきさん» もちろんですぅ！糸野かっこいーですね！！ (2023年1月8日 20時) (
レス) @page27 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - 坊ちゃん団子さん» ありがとうございます！のろま更新ですが待っていただけると嬉しいです！ (2023年1月7日 17時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
坊ちゃん団子 - 大好きです！！応援してます！ (2023年1月6日 8時) (レス) id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - 推しの財布さん» 夢主っぽくない夢主ですが、今後も楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2022年11月29日 19時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - これはお咲さんさん» うわぁ！ありがとうございます！ (2022年11月29日 19時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひながき | 作成日時：2022年11月14日 18時
