過去編 ページ45
(そんな彼女の過去編入ります)
1998
『おじさん、だれですか？』
ジャ｢ジャニーだよ。社長だよ、社長｣
『……………だれ？』
ジャ｢分からないならいいよ。Youはどうしたの？誰かの付き添いかい？｣
『んーん、おにいのお迎えきたんです』
ジャ｢……You、名前は？｣
『二宮Aです』
これが私と社長の出会い。
そして、私の人生を大きく変えるターニングポイント、１つ目。
ジャ｢じゃあYouは二宮を迎えに来たんだね｣
『そうです』
ジャ｢それじゃ、二宮がいる部屋まで行こっか｣
1996年、8歳になったこの年に、私は劇団ひまわりに入団した。特別演技をやりたかった訳では無い。おにいが芸能界へ行くのなら私も行きたいという、そんな些細な理由。
レッスン帰りの私は1人で帰ることは許されず、わざわざおにいの事務所まで歩くという面倒なことをここ数年させられている。
事務所に来るのも慣れ、外で待っているのが日常だったのだが今日は違った。
｢You、こんなところで何してるの？｣
外で座って待っていたら、何やら怪しげなおじさんが話しかけてきた。小学生になってある程度経った私はしっかりと学習している。
怪しい人にはついていってはいけない、と。
私が警戒心丸出しにすると、おじさんは慌てて｢ボクは怪しくないよ！｣なんてさらに怪しい言葉を連発。結果、少し話したらこの事務所の社長だということが分かり、素直におじさんについて行くことに。
ジャ｢キミは仕事してるの？｣
『劇団、入ってます』
ジャ｢………Youさあ、｣
『？？？』
ジャ｢ウチに来ちゃいなよ｣
『…………………いやだ』
脊髄反射とはこの事だろう。私はいつもおにいがダルそうな顔をしながらレッスンに行っているのを見ている。それにここには男の子しかいないんだって。嫌だよそんなの。
ジャ｢You、もっと言い方ってのがあるでしょ｣
『だって嫌だもん』
10歳の小娘に気を使えと言っているこの人の方が少しおかしいと今では思う。
ジャ｢Youの声綺麗だから、ウチに欲しかったなあ｣
『私、自分の声嫌いだから』
ジャ｢え？でも劇団入ってるんだったら演技するんでしょ？｣
『するけど。黙ってる役とかの方が好き』
ジャ｢そんなの石か木の役じゃないか｣
『極端だね。おじさん』
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みーちゃ - リクエストまだ募集してたら、岡本信彦さんとの話みたいです！ (2022年9月19日 22時) (
レス) @page38 id: b765b4d594 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - waさん» ありがとうございます！！！ (2022年9月13日 18時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
wa(プロフ) - いつまでも、楽しみに待たせて頂きます！ (2022年9月13日 10時) (レス) @page35 id: 4ca8c3e594 (このIDを非表示/違反報告)
gtuysut5843…(プロフ) - コメント失礼します。リクエストまだやってるかな〜って…終わってたらごめんなさいm(_ _)mえっと、Trignalの方々とのカラミが読みたいです！っていうかできれば、出来れば！Kiramuneとの話とか読みたいな〜って…ワガママ言ってスミマセン(^_^;) (2022年8月14日 2時) (レス) @page31 id: 5bb1efd8a4 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - ゆっちさん» SMAP×学生椎名ですね！！早めに投稿できるようにします！リクエストありがとうございます(⋆ᵕᴗᵕ⋆) (2022年8月12日 23時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひながき | 作成日時：2022年6月4日 19時
