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『もちろん今日もレッスンです』
澤田｢なんだ、疲れすぎて妖精でも見えてんのか｣
『妖精なら可愛いもんでしょ。私が見えてんのは鬼だよ。れっきとした鬼が見えちゃってるよ』
澤田｢俺を見て言うな｣
澤田さんのレッスンはまあとんでもないくらい鬼である。
普段も鬼なくせに私がおにい達と共演するからと言ってさらにやる気が増している。
『あ、澤田さん。大事なことを言い忘れてました』
澤田｢お前の大事なことは大抵くだらないことだろ｣
『なんと今日、嵐さんたちが来ます』
澤田｢お前そういう大事なことは早く言えよ殺すぞ｣
『歌撮りが上手くいったら午前中で終わるらしくて、
合わせられんのも当日のリハと今日くらいらしいから、全力で終わらせて合流するらしいです』
澤田｢お前合わせられんの？｣
『うーん…合わせられるんでしょうか』
澤田｢俺が聞いてんだ｣
『頭には入れてきました。てかあの曲、振りが二つに別れてるじゃないですか。私はＪとリーダーの方に入るって言われたんですけど、無理ですよね』
澤田｢無理ですよね、とは｣
『リーダーの隣で踊るとか、生きてる次元が違うのバレちゃう気がして。そもそもあんな動きできません』
澤田｢何言ってるか分からないからもういいよ。
早く練習するぞ、準備しろ｣
『らじゃ』
自分の曲に加え、新曲の練習、そして嵐兄さんの曲
自分で言うのもなんだが、多分飲み込みは早い方だし覚えもいいほうだと思う。
だからと言って、全ての曲の振りを覚えているかと言われたらそんなはずもなく確認から入る曲がほとんどなのだ。
てか、声優なのになんでこんな踊らされてんだ私。
『だあっ！！疲れたわボケぇ！！』
澤田｢うるせえ黙れ｣
『辛辣ですね、泣きそうです私』
澤田｢俺も思ったよりお前が振り覚えてなくて泣きそう｣
『すみません、覚えるのも早ければ忘れるのも早いんです。テストは一夜漬けタイプでした』
澤田｢天才なのか馬鹿なのか｣
『天才でも馬鹿でもないよ。努力家と呼んでくれ』
腕を腰に当て、偉そうに澤田さんに指摘するとそれは嫌そうな顔をしてこちらを見下ろしてきた。そんなやり取りをしていると…
松本｢お疲れ様でーす｣
二宮｢ちわーっす｣
豪華な衣装なんて着てないくせに、やたらオーラを放っている5人組がドアを開けて入ってきた。
『間に合ったんだ、お疲れ様』
松本｢お前のために急いできたわけよ｣
『感謝しろよって顔に書いてるね』
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ひながき(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！！公開いたしました！！今後ともよろしくお願いします！ (2022年1月5日 22時) (
レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 初コメント失礼します！いつも楽しく読ませていただいています！声優さん方の絡みが毎回面白くて好きです！是非四章も読みたいと思っているのですが、パスワードが必要との事ですので、差し支えなければパスワードを教えてもらってもよろしいでしょうか？応援してます！ (2022年1月4日 15時) (レス) @page50 id: afc7ca5521 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - レイさん» 毎章コメントありがとうございます!!もう私からしたらマブですね。続編も読んでいただけると嬉しいです！ (2021年12月29日 15時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 遂に三章目、､､､終わってしまった。。。。今シーズン(？)も面白かったです！え？シーズン４？待たねえ奴いる？いねぇよなぁ！！右の星連打して、楽しみにしてまぁす！！！！（） (2021年12月29日 9時) (レス) @page50 id: c204bce294 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - sakubasho3104さん» いいですねそれ！笑 コメントありがとうございます！書いてみます！ (2021年12月7日 19時) (レス) @page29 id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひながき | 作成日時：2021年11月17日 23時
