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教室を覗くといつもの様にあの爽やかな笑顔を見せる海斗の姿が目に入る。
直接確認をすべきなんだろうけど、みんなの前でそれを言うのは気が引ける。
こういう所が、私の心の弱さなんだと思った。
涼「今の話本当？」
唯「ハブられた奴らが何やってんのかと思ったら、探偵ごっこかよ。しかもなにA巻き込んでんの？」
香「別に巻き込んでなんか、」
『違うの、私が勝手に話に入っただけだから。』
唯月は私の手を引いて香帆達から離すと、二人を睨みつけながらそう言って教室に入っていった。
唯「里見、あんた疑われてるよ。」
里「あ？」
愛「名推理聞かせてよ。」
茅「いや、…全国大会の会場にいたよね？観客席に。ジャージ着て。」
賢「おい、どういうことだよ。」
翔「そういえば大会の日、ジャージの上着里見に貸したんだっけ。」
『なんで貸したの？』
翔曰く、当日はバタバタして忙しい中、急遽駐車場の警備をやらされることになってしまったらしい。
その時、たまたま会場にいた海斗に手伝いをお願いして、ジャージを貸すことになったとみんなに説明した。
サッカー部の海斗が、たまたま水泳部の全国大会の会場に。
海斗は自分の試合が中止になって、暇になったから見に行っただけだと話した。
沙「サッカー部の試合が中止になったのは本当よ。海斗は嘘なんか吐いてない。」
辻「そうだよ、海斗くんがそんなことするわけないし。」
金「海斗が動画を撮る理由なんか、どこにもないし！」
光「はい出ましたー、里見親衛隊ー。」
沙「そんなんじゃないから！マネージャーだったからここに書いてあるだけ！」
沙良をからかい始めた光多を見た時、隼人の姿も目に入る。
相変わらず一点を見つめて、明らかににいつもと違う。
唯「ねえ、甲斐となんかあった？」
『ううん、何も。けど変なんだよね、さっきから。』
唯「…甲斐、さっきからなんで黙ってんの？いっつも最前線でギャーギャー喚いてるくせに。」
隼「うるせえ。俺達で犯人探しなんかしても意味ねえだろ。答えるのは刑事なんだから。」
『隼人…。』
隼人の言うことは確かにごもっともだ。
でも、絶対それだけが理由じゃない気がする。
私が席に戻っても、こちらを見ようともしない。
結局隼人は一言も口を開くことなく、もうすぐ約束の8時を迎えようとしていた。
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cocoa(プロフ) - 彩華さん» 彩華さん、ありがとうございます！楽しみですよね〜♪始まる前に4話完結させますね！ (2019年2月3日 14時) (
レス) id: eb2fd422b8 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - 毎回めっちゃキュンキュンします〜！明日のドラマも楽しみですねヽ(｡>▽<｡)ﾉ (2019年2月3日 2時) (レス) id: 303c26c9ac (このIDを非表示/違反報告)
cocoa(プロフ) - Nanam0704さん» Nanam0704さん、ありがとうございます！これからも頑張りますので、末永く応援宜しくお願い致します！ (2019年2月1日 11時) (レス) id: eb2fd422b8 (このIDを非表示/違反報告)
Nanam0704(プロフ) - 初めまして！ いつも楽しみに見ています！！これからも応援してるので頑張ってください☆ (2019年1月31日 23時) (レス) id: e7b72ba5d5 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa(プロフ) - 彩華さん» 彩華さん、ありがとうございます！とても嬉しいです！！これからも宜しくお願いします＊ (2019年1月31日 22時) (レス) id: eb2fd422b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa | 作成日時：2019年1月28日 14時
