翔太くんの短編集ー！

・ ページ19

涼太side


夕方、翔太は亮平に連れられて歯医者にちゃんと来た

｢翔太偉いじゃん！ちゃんと来れたね｣

翔｢……｣

亮｢さっきからずっとこう笑全く口聞いてくんないの笑｣

｢そうなんだ笑じゃあさっさと終わらせちゃおうか！｣


翔太を椅子に座らせて背もたれをたおしていよいよだという所になると

翔｢痛くしないでね？｣

うるうるした目でそんなこと言われちゃったらね…

｢うん、頑張るよ｣



それから治療をしたけど、翔太は泣きそうになりながらも亮平の手を握りながら我慢して頑張りました！


｢よし！終わりーお疲れ様！｣

翔｢終わったー！ありがとうございました。｣


昔だったら泣きわめくからみんなで押さえつけて治療が終わったら｢涼太嫌いだー｣って泣きながら言われてたから泣かずに頑張って最後にお礼が言えるなんて…成長したな…

｢いいえ、翔太も頑張ったね？｣

亮｢泣かずに頑張って偉いね！｣

翔｢もう中学生だもん！｣

｢そっか！じゃあ頑張ったご褒美になにか欲しいものある？｣

翔｢うーん、涼太の美味しい料理が食べたい！僕の大好きなものオンパレードで！｣

｢わかった笑今日の夜ご飯は翔太の好物だらけにするね！｣

翔｢やったー！！｣





亮｢翔太って涼太くんのこと君付けに絶対しないよね笑他のお兄ちゃん達は全員君付けなのに笑｣

｢他のお兄ちゃん達とは区別を付けてくれてるらしいよ笑｣

亮｢なにそれ！ずるい！｣

作者より→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す