君の優しさが…

No.11 ページ11

ｺﾝｺﾝ

『失礼します』



深呼吸をしてそのドアを開けた



騒がしかった楽屋が一気に静かになる



宇「A…ちゃん？」




『お久し振りです…今までのヘアーメイクさんが帰ってくるまで私が担当する事になりました』




伊「嘘〜！久しぶり！！」



その後他愛もない話で盛り上がった



でもやっぱり君とは目も合わせられない…




浦「あっ！そうだー今日皆でご飯食べに行かない？」




日「いいねー！」



末「賛成〜！！」



子供がいるからいけない…なんて口が裂けても言えない…




『ごめんなさい…今日は用事があって』




宇「そっかーじゃあ仕方ないね」




伊「じゃあメンバーだけで行く？」





與「ごめん！俺もパス」




そんなこんなで6人でご飯に行く事になったらしい…




片付けて楽屋をでて保育園に向かおうとすると





「Aちゃん！！」



振り向くと與さんがいた…






『與さん…』






與「前みたいに真ちゃんでええで！」







『ふふっ！変わんないね』




與「Aちゃんこそ(笑)」





與「柚羽ちゃんだっけ？元気にしてる？」




『うん！してるよ…』




真ちゃんだけは隆弘の事も柚羽の事も知っている





だから真ちゃんだけには色々相談できるんだよね

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