いかないで《Hikaru.I》 (ページ37)

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☆報告2 ページ37

ちょうどAがテレビ局を出るとこだった。

『A！』

Aが振り向く。

A「照くん…」

『わざわざありがとね。助かった。』

A「よかった。忘れてたから。やっぱり必要だったんだね。」

『無かったらまじで困ってた。ほんとありがと。』

A「え、もしかしてそれ言うためだけに走ってきたの？」

『え？うん。』

A「いや、家帰ってきてからでよかったじゃん！」

『あ、確かに。』

A「まぁでも顔見れたし良かった。」

そう言ってふにゃっと笑ったAの顔がかわいすぎて俺の頬も全開に緩む。

A「あ。」

Aが俺の後ろを見てそう言うから嫌な予感がして振り向く。

辰哉「あ。」

そこにはメンバー全員がいた。

『お前らさぁ…』

涼太「だから言っただろ。バレるって。」

康二「だって見たかってんもん…」

亮平「てか照ほんとにメロメロじゃん。」

蓮「岩本くんってあんな顔するんすね。」

ラウール「てか彼女さんかわいい！」

翔太「肌ツルッツルじゃん。。」

大介「よろしくぴーまんでありますぅ！」

ずっと黙ってた佐久間が前に飛び出してきてAに手を出す。

『おい。』

A「佐久間…くん？」

大介「お！そうでやんすっ」

康二「俺は俺は～…」

康二が前に出てこようとしたとこでふっかが止める。

辰哉「立ち話もなんだし、中来なよ。ここじゃ目立つしね。」

涼太「そうだな。」

『A、時間ある？』

A「うん。大丈夫だよ！」

『嫌なら帰っていいんだよ？』

A「全然！私もお話したい！」

『じゃあおいで。』

騒ぎながら歩く8人の後ろを2人でそう話しながらついていく。