☆揺らぐ ページ34
『はい、ここがAちゃんの部屋ね。
使ってない部屋だったから、好きなように使ってね。必要最低限の家具は明日届くから』
君は驚いている。
A「ほんとにすみません。
何から何まで世話してもらって、、」
『ほんと気にしないで？
だって俺はAちゃんが好きだもん。
尽くしてあげたくなるのが普通でしょ？』
A「っっ」
明らか照れてるじゃん。
俺のことを好きじゃないくせにそんな態度とらないで。
『で、こっちがお風呂でこっちがトイレね〜』
そう言って家の中を順番に案内した。
『で、ここがリビングね』
モノトーンで統一した部屋。
掃除には気を使ってる。
1部には今までのSnow Manのグッズを飾ってる。
俺、自分でも笑えるくらいSnow Manの事だいすきなんだ。
A「グッズ、見てもいいですか？」
『あ、いいよ！』
A「ぜーんぶ、持ってる。」
そう呟く君の隣に座る。
『いつから好きでいてくれたの？』
A「Mis Snow Manの時からです。」
『ほんとに初期の時からのファンじゃん』
すごく嬉しかった。
A「そうですよ。ずっと応援してきました。だからこそひか…岩本さんがお店に来た時びっくりした。」
君はしばらく黙ったあと
A「ずっと黙ってて、知らないふりしててごめんなさい。」
『…』
A「岩本さんとファンとアイドルの距離じゃなくなる事が怖かったんです。こんな幸せじゃバチが当たりそうで怖いんですよ。信じたくないけど、私たちは完璧にファンとアイドルの距離を超えてます。｣
なにそれ。
自意識過剰かもしれないけど俺のことをほんとは好きでいてくれてるんじゃないかと思ってしまう。
『もう1回言ってもいい？』
A「何をですか」
『俺はAちゃんが好きだよ。
だいすき。こんなに人を好きになったことはない。俺はAちゃんが振り向いてくれるまで諦めない。絶対に。ファンだとかアイドルだとか関係ない。人として、好きなんだよ。』
気づけばそう言っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 489人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
日葵(プロフ) - zinyonさん» えええええ、なんて嬉しいこと言ってくださるんですか(;_;)いや語彙力の欠片もないので伝わってるか不安やったんです(泣)はい！ぜひぜひ！読んでやってください！ (2020年3月3日 17時) (
レス) id: ba5941ee68 (このIDを非表示/違反報告)
zinyon(プロフ) - キュンキュンし過ぎて危うく死ぬところでしたw日葵さんの文章力が神過ぎて...今からフランボワーズ２読んできます! (2020年3月3日 14時) (レス) id: 12d8f12549 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：日葵
| 作成日時：2020年2月20日 0時
