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私を睨みつけていた周りの先輩たちがぱっと振り返る。
かなり近くまで来てやっとはっきりと顔が見えた。
A｢先輩っ…｣
深澤先輩と照先輩が見えた途端、先輩はすぐに私の頭から手を離した。
辰哉｢…お前らどういう事？｣
笑顔でそう言った深澤先輩の目は、一切笑っていなかった。
｢いや、違うの…｣
先輩達が言い訳している間に、深澤先輩の後ろにいた照先輩が私の手をすっと引いて片手で私の肩を抱く。
『さすがに俺の大事な子傷つける様な人たちとは仲良くできないっすよ。』
今まで聞いたことの無いぐらい低い声で照先輩がそう言う。
辰哉｢俺もうお前らきらーい、次Aちゃんに関わったらただじゃおかないからね〜｣
と言い捨てると、ひらひらと手を振って深澤先輩が歩き出す。
その後ろを、照先輩に手を引かれて歩く。
そのまま誰もいない屋上にあがって3人で座った。
辰哉｢ごめんね、もっと早く気付いてたら、｣
そう言って申し訳なさそうな顔をする深澤先輩。
A｢こちらこそ、迷惑をかけてすみませんでした。｣
ううん、と首を振る深澤先輩と照先輩に頭を下げる。
すると、すっと誰かに頭を撫でられた。
顔をあげると照先輩が今にも泣きそうな顔をしながら、私の頭を撫でていた。
先輩に掴まれていた所を、何度も何度も。
優しく撫でてくれた。
『痛かったよね、ごめんね？』
そう震える声で言う照先輩。
A｢照先輩は何も悪くないですよ、だから謝らないでください。｣
そう言って私の頭を撫でる照先輩の手に自分の手を重ねる。
涙をいっぱいに溜めた照先輩の目から、ポロッと涙がこぼれ落ちた。
辰哉｢ちょごめん！俺友達に呼ばれてたの忘れてた！行ってくるわ！｣
深澤先輩はわざとらしくそう言って席を外した。
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日葵(プロフ) - I.H.さん» ありがとうございます！(泣)今日か明日、続きを出させて頂こうと思っていますのでもう少しお待ちください！これからもどうかよろしくお願いいたします!! (2022年2月16日 18時) (
レス) id: 480705f8ac (このIDを非表示/違反報告)
I.H. - 今日見つけて一気読みしちゃいました...すごく面白いです、続きめっちゃ楽しみにしてます！！！ (2022年2月15日 15時) (レス) id: 7a604cb31f (このIDを非表示/違反報告)
日葵(プロフ) - リナさん» そうなんですよ（泣）この切れてしまった糸がどうなるのか…これから時間軸現代に戻りますので続きを楽しみにしていただけたら嬉しいです(*´˘`*) (2021年12月19日 23時) (レス) id: 480705f8ac (このIDを非表示/違反報告)
日葵(プロフ) - スノ姫さん» ですよね〜(；；)運命の人分かればいいのに！笑ありがとうございます！！（泣） (2021年12月19日 23時) (レス) @page23 id: 480705f8ac (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - えー！！離れても手繰り寄せて再開できると思ってたのに切れちゃったんですね（泣） (2021年12月19日 21時) (レス) @page23 id: 7aedc618bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日葵
| 作成日時：2021年11月28日 0時
