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次の日、窓から入る朝日が眩しくて目が覚めた。
起き上がろうと思ったけど、上裸の照くんに後ろからがっちりとホールドされていて身動きが取れなかった。
肌寒いなと思えば私も上はキャミソールのままで。
私の寝ぼけた頭では、この状況を理解するまでに少しの時間を要した。
段々と思い出される昨日の記憶。
一気に顔が火照っていくのがわかった。
でもそれと共に、胸がきゅっとなって、自然に笑みがこぼれた。
照くんの腕の中で寝返りをうつ。
目の前にあるのは少し間抜けな顔で寝てる照くん。
聞こえてくるのは照くんの規則的な寝息。
全部全部愛おしくって、幸せで。
この人さえいればいいって、本気で思った。
A｢後ちょっとだけ、夢見ててもいいかな、｣
なぜか涙の跡が残っている照くんの頬を撫でて、1人で呟いた。
.
.
それから、照くんとよりを戻す訳ではなかったけれど、私はまるで彼女かのように照くんの家に入り浸るようになった。
でもあれっきり、照くんは私にやり直そうなんて言ってこなくなった。
それに体を重ねたのもあの日の1回だけ。
でも一緒に過ごせば過ごすほど、私が照くんに惹かれていっている事は確かだった。
照くんと2人で過ごす時間は、あの時に戻ったみたいで幸せで仕方なくて。
もう少しだけ、もう少しだけ。
そう思っている間にも照くんへの想いは募っていくばかりで、余計に諦められなくなっていた。
そして、照くんと赤い糸が繋がっていない現実を見たくなくて、私はピンキーリングを外すことをやめた。
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日葵(プロフ) - I.H.さん» ありがとうございます！(泣)今日か明日、続きを出させて頂こうと思っていますのでもう少しお待ちください！これからもどうかよろしくお願いいたします!! (2022年2月16日 18時) (
レス) id: 480705f8ac (このIDを非表示/違反報告)
I.H. - 今日見つけて一気読みしちゃいました...すごく面白いです、続きめっちゃ楽しみにしてます！！！ (2022年2月15日 15時) (レス) id: 7a604cb31f (このIDを非表示/違反報告)
日葵(プロフ) - リナさん» そうなんですよ（泣）この切れてしまった糸がどうなるのか…これから時間軸現代に戻りますので続きを楽しみにしていただけたら嬉しいです(*´˘`*) (2021年12月19日 23時) (レス) id: 480705f8ac (このIDを非表示/違反報告)
日葵(プロフ) - スノ姫さん» ですよね〜(；；)運命の人分かればいいのに！笑ありがとうございます！！（泣） (2021年12月19日 23時) (レス) @page23 id: 480705f8ac (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - えー！！離れても手繰り寄せて再開できると思ってたのに切れちゃったんですね（泣） (2021年12月19日 21時) (レス) @page23 id: 7aedc618bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日葵
| 作成日時：2021年11月28日 0時
