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出会う前に戻っただけ。
ただそれだけの事なのに、照くんと別れてからの日々はとてつもなく退屈だった。
でも、照くんの為にも、そして私の為にも、よりを戻そうなんて事言い出せなかった。
そのまま照くんの卒業式の日が来た。
卒業式当日、友達と歩く照くんと校内でたまたますれ違った。
ピタッと私の前で止まった照くん。
『あのさ…』
A｢卒業おめでとうございます。｣
照くんの言葉を遮ってそう言った。
直感だけど、照くんが言おうとした言葉を聞けば、諦められなくなると思ったから。
『…ありがと。』
そう返してきた照くんにぺこりと頭を下げてその場を去った。
その日、家に帰ると照くんの連絡先も、深澤先輩の連絡先も全部消した。
照くんとも、深澤先輩とも本当にそれっきり。
何も無いまま、気が付けば３年が経とうとしていた。
そして私の小指にはまた違う人と繋がっているであろう赤い糸が結ばれてあった。
.
.
.
｢おーい、A？｣
友達に肩を叩かれてはっと我に返る。
｢もう講義終わったよ？｣
そう言って顔を覗き込まれる。
A｢うそ！｣
まさかそんな時間が経っているなんて思わなかった。
今日の講義のノートも何もとってないし。
とりあえず友達に頼み込んでノートを借りた。
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日葵(プロフ) - I.H.さん» ありがとうございます！(泣)今日か明日、続きを出させて頂こうと思っていますのでもう少しお待ちください！これからもどうかよろしくお願いいたします!! (2022年2月16日 18時) (
レス) id: 480705f8ac (このIDを非表示/違反報告)
I.H. - 今日見つけて一気読みしちゃいました...すごく面白いです、続きめっちゃ楽しみにしてます！！！ (2022年2月15日 15時) (レス) id: 7a604cb31f (このIDを非表示/違反報告)
日葵(プロフ) - リナさん» そうなんですよ（泣）この切れてしまった糸がどうなるのか…これから時間軸現代に戻りますので続きを楽しみにしていただけたら嬉しいです(*´˘`*) (2021年12月19日 23時) (レス) id: 480705f8ac (このIDを非表示/違反報告)
日葵(プロフ) - スノ姫さん» ですよね〜(；；)運命の人分かればいいのに！笑ありがとうございます！！（泣） (2021年12月19日 23時) (レス) @page23 id: 480705f8ac (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - えー！！離れても手繰り寄せて再開できると思ってたのに切れちゃったんですね（泣） (2021年12月19日 21時) (レス) @page23 id: 7aedc618bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日葵
| 作成日時：2021年11月28日 0時
