【avntis】信用 (ページ11)

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９．ページ11

お互いが無言な時間が結構過ぎた。

しばらくして、りっくんが口を開いた

リ｢確かに俺達、Aを傷つけた。自分たちでも理解をしている。俺も、正直瑠奈の話が本当だと思ってしまった

けれど、今になって思う

Aの話、何も聞いてあげなかったなって

俺は、最低だ。けどね

瑠奈の気持ちを聞きたいし、みんなと話し合って欲しい

えいちゃんと話をして、誤解を解いて、また2人でじゃれあって仲良くしてる姿がまた見たい

そらと2人で、わいわい遊んでる姿を見たい

みっくんと2人で、ニコニコして、また、俺達の太陽のような存在になって戻って、欲しい

…俺も、Aと、また仲良くしたい

俺達がAの笑顔を消した

俺達がっ、Aの、希望を、無くしたっ…！

そんなことはわかってる、わかってるけど、

俺達も、寂しい｣

りっくん、あなたはなんで泣いているの？

何が…したいの？

リ｢そらね、Aがいなくなってから、うその笑いしかしてないんだ

えいちゃんも、Aにきつくあたってたけど、いなくなったらなったであんまり笑わなくなって、

俺も、勉強とかはかどらない

そして…みっくん。光が、1番苦しんでるんだ

昔からの相棒が、辛そうにしてるんだもん。けれど、みっくんは意気地無しだから、助けられなかったんだね

みっくんはAを一切疑ったりしてなかったよ

口には出してなかったけど

みっくんも裏では

泣いて、泣いて、泣いて

苦しんでたんだ｣

私は正直、りっくんが何を言っているのか分からない。今頃、そんな事言われても、困る

私はなんだか耐えきれなくなって、急いでその場を立ち去ろうとする

そのとき

リ｢あのさ、Aって、昔さー｣

体が止まった

リ｢みっくんのこと好きだったよね？｣

｢…！｣

｢みっくんのこと、まだ好きだったりする？｣

そんなこと、今聞いて、どうするの

昔は昔、今は今

そんなのどうでもいいでしょ？

私は何も答えず、りっくんを置いてその場を立ち去った

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年末ですね！2018年もあと少しです
年末年始は更新できないと思います
4日くらいを目処に更新再開しようと思ってるのでよろしくお願いします