＊第五十三話 ページ8
カルマが見えなくなると、私は自分の制服のポケットに手を突っ込んだ
カサッと紙の擦れる音
さっき、月山に入れられたものだ
それを取り出して読み上げる
【今夜、〇〇教会で一緒にディナーをしよう】
貴「…〇〇教会…」
今は使われていない人気のない所にある教会だ
貴「…一旦帰るか…」
前みたいに制服で行くわけにも行かないし…
家への道を急ぐ
貴「トーカに怒られそーだな…」
もう戦うなと、さっき言われたばかりだけど、カルマを危険な目には合わせられない
家のドアを開けて、適当に服を探す
血がついても分かりづらいように、黒の服にした
貴「…行ってきます…」
写真の中の2人に声をかけて、私は家を出た
ゆっくり歩きながら〇〇教会へ向かう
人目はつかない代わりにそこそこな距離がある
だいぶ日が落ちてきて、もう少しで完全に沈むだろう
あたりが暗くなってきた中、奥からピアノの音が聞こえてきた
音のする方へ向かうと、もう使われていない割に綺麗な教会が見えた
貴「…」
私は教会に近づいていき、教会の扉を静かに開けた
＊第五十四話 no-side→←＊第五十二話 カルマside
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あぅろ痕(プロフ) - 続きがぁあ気になるぅぅぅぅ (2019年9月8日 10時) (
レス) id: d435dc3edd (このIDを非表示/違反報告)
夜空月(プロフ) - もふもふ☆てぃあさん» コメントありがとうございます!!!そんな事言ってもらえて光栄です!!!はい、できるだけ早く更新できるように頑張ります。 (2017年8月21日 22時) (レス) id: 1deb7c7c52 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ☆てぃあ - 面白いです！更新頑張ってください！！ (2017年8月21日 19時) (レス) id: 86657b5922 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空月 x他1人 | 作成日時：2017年8月16日 19時
