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ロンジュンside
「おはよ。」
「わ、びっくりした...おはよう。」
洗面所のドアを開けるとびくりと肩を揺らしたAが振り向く。
泣いていたのか、目元と鼻が赤くなっていた。
「私もさっき起きて、気持ち悪かったから顔洗ってたんだ。」
相変わらずバレバレで下手くそな嘘をつく彼女は、俺に顔を見られたくないのか咄嗟にタオルを顔に押し付ける。
「...そっか。よく寝れた？俺は腰痛い。」
「あ、ごめん、私のせいだ。でもよく寝れた、！腰犠牲にしてくれてありがとう笑」
無理におどけて話すAの声がどんどん震えていく。
今日の事を思い出したのか、それともまた別の理由で泣いているのか。
「ほんとによく寝れた。すごい変な夢見たんだけど、内容思い出せないや。えっとね、んー、と、...ごめん、自分でもなんで泣いてるのかわかんなくて...っ、」
Aのすぐ横まで移動して背中を撫でると、「ごめんー、、」と細い声で言い出す彼女に笑ってしまった。
「なんで謝るの〜笑」
タオルから目元だけを出して俺の顔を見るA。
目元真っ赤だけど、ちょっと可愛い。
「私がデート台無しにしちゃったのに、なのにロンジュン怒らないからぁ、、私呆れられちゃったって思っでぇ〜泣」
「え、そんなこと？」
「そんな事じゃないよお、怒らないとロンジュンじゃないから、帰ってからもずっと不安で、」
「失礼な。」
不安なら、機嫌伺う本人の膝でスヤスヤと寝るなとおもわずツッコミそうになる。
元カレの事で泣いてるのかと思ってたし、心配して損だ。
「俺が今怒ったら安心する？」
「...ぎゅーの方が安心する。」
やれやれと両手を広げると、手加減なしに胸に突っ込んでくる。
「今度私がデートプラン立て直す。」
「人多いところしか選ばなさそうだからいいや。」
「人混みは私も嫌いだよ。今日もっと嫌いになった。」
また今度2人で計画を立てようとハグをしながら誓い合った。
俺と付き合い始めてからのAは以前よりも子供っぽくなった気がする。
いや、これは言い方が悪かったかも。
以前よりも可愛くなったし、素直になってくれた。
「ロンジュン、もう帰る？9時前だけど。」
「んーーーー、もうちょっといようかな〜。」
彼女との時間は本当に楽しくて落ち着きは...しないけれど、ここでの居心地はすごくいい。
最近帰るのがすごく惜しくて、あわよくばここに住みたいとまで思ってきてしまった。
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杏仁豆腐(プロフ) - レイさん» ハブてるって方言だったみたいです🫣🫣いじけるとかそういう感じの意味です(＞人＜;)気づかず使っていました(＞人＜;)！ (2月26日 15時) (
レス) id: 51c6ced2a4 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ハブてるとは...？ (2月26日 11時) (レス) @page22 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐(プロフ) - ととろんさん» はじめまして🍓お話読んでいただき有難うございます^_^パスワードがかかっている作品は申し訳ないのですが、気まぐれで公開にしたりパスワードヒントを書いたりしています；；8月に入ったらまた公開しようと思っていますのでお待ちください◡̎ (7月26日 1時) (レス) id: 51c6ced2a4 (このIDを非表示/違反報告)
ととろん(プロフ) - はじめましてこんばんは！！こちらのお話楽しんで読ませていただきました！！主様のお話もっと読みたいと思っているのですが、パスワードがかかってる作品のパスワードはどこで教えてもらうこと可能でしょうか？ (7月23日 3時) (レス) id: f51c3bfd54 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐(プロフ) - yさん» 涙出ました嬉しすぎますㅠㅠヘチャンくんできゅんきゅんさせちゃいます😭😭💗💗 (5月11日 19時) (レス) id: 51c6ced2a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏仁豆腐
| 作成日時：2022年12月24日 21時
