story…191 ページ35
kazunari side
『はい』
和「あー俺、ただいま」
『あら和おかえり。今開けるね』
和「はいはい」
.
姉ちゃんも来てんのかね。
姉ちゃんはまるで男っ気が無いからまあいるとしたら久々に会うから今はどうだか知らないけど
…そろそろ親に早く孫見せてやんないと、安心して死ねないよな。
今日は、やっとその一歩手前のご報告が出来ますよ。
.
ガチャ、とドアが開く音がしたら
中から相変わらず冬でも薄着好きなタンクトップ姿の姉ちゃんが出てきた。
「…え、っと…和、この方はどちらさん？」
和「まあまあ、中で説明すっから」
「あ、初めまして！ほ、本日はお招きいただき有難うございます！お母様！」
「…え？笑」
和「プッ…」
は？ちょ、嘘でしょ？笑
素でいってんの？笑
右手で口を覆って笑う俺。
えって顔で笑い気味に助けを求めてくる姉と
へっ？とアヘ顏で眉毛がこれでもかとくらい下がった困り顏で助けを求めてくるA。
…なに俺どーすればいいの？笑
和「A、こいつ姉ちゃん」
「えっ！？！？！？」
俺のおふくろじゃないと分かっても身内であることに変わりはなくてあわあわとする様子は
欲しいものが買ってもらえない、今にも泣きそうな子供みたいだ。
和姉「あ、初めまして。和也の姉です 笑」
「は、初めまして！先ほどは失礼致しました、今っ、和也さんとお、お付き」
和姉「わたしそーんなおばさんに見えるかな…」
和「おい姉ちゃん」
「あっ、え、えっと…」
あーあーあー、また泣きそうになってんの。笑
今すぐ抱き締めてよしよしってやってあげたいけどそうもいかないから
意地悪すんなっつの、と姉に目線を向けながらも
ポン、とAの頭の上に手のひらを乗せた。
.
和姉「んふ、ごめんね？どうぞどうぞ入って♪」
「あっ、お、お邪魔します！」
.
これ、つまらないものですが…とわざわざ土産を持ってきたAに
意外と単純な姉ちゃんは、えっ！これ私の好きなお店の栗蒸し羊羹！！と初っ端から
Aの事が気に入ったようで。
だってほら、まだリビングにも着いてないのに自分の部屋連れてこうとしてやがんの。笑
和「おい。姉ちゃん」
…へーい、と渋々肩まで抱いちゃってたAを解放した姉ちゃんがどこか子供っぽく見えた。
.
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あかね - お疲れ様でした (2015年8月6日 10時) (
レス) id: 82cfa87252 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - THINpoミルクティー (2015年8月6日 2時) (レス) id: 9c5403d75e (このIDを非表示/違反報告)
しろ - Thinpoの声が聞きたくて Mankoの声に耳すまーせ。 (2015年8月6日 2時) (レス) id: 1aee8e9803 (このIDを非表示/違反報告)
りりな - Yo ! 理想？ んなもんねえ！ 俺がほしいのはMANKOだけ！ (2015年8月6日 2時) (レス) id: 39d33edb08 (このIDを非表示/違反報告)
りりな - 俺の理想 … ?? “ オレ ノ チンポ ヲ ジユウ 二 シテクレルヒト ” (2015年8月6日 1時) (レス) id: 39d33edb08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーこ。 | 作成日時：2015年1月14日 22時
