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「陽子は初めて相手の実家行った時に、なんか、どういう感じだった？」
陽子「結婚する前からちょこちょこ行ってたから、まあかしこまってその挨拶行った時は、なんとなく向こうも勘付いてたのよね。それで、タクトが俺この人と結婚しますーみたいな。まあ結構ラフな感じでさ、思ってたよりすごいシンプルですぐオーケーが出たから私もなんだ…って逆にがっくりした。」
昔の私見てるみたい笑 と陽子が言うと、テーブルの上のキャンドルの火が
ゆらゆらと揺れて、消えそうになった火をとっさに手で囲んだ。
すると火は落ち着きを取り戻して、再び凛と背中を伸ばして灯と熱を放った。
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陽子「あのね、本当考えすぎないほうがいいわよ。荷が重くなるし、余計頭真っ白になるし、その場にいるのが息詰まって感じちゃう」
「そっか…」
陽子「流に身を任せるのが一番。今から用意しようとした自己紹介(セリフ)なんて、ただの荷物。要らないそんなの」
「…うん、わかった。」
陽子「聞かれたことに答える。その場の流れに身を任せる。そしたら後はニノくんがちゃんと誘導してくれるわよきっと」
「ありがとう陽子…電話して正解。陽子ママナイス。」
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陽子の核心をついてくるような的確な経験者のアドバイスは
心にドーンと響いて、考えすぎなんだとようやく気づくことができた。
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「じゃあ陽子！服もこのまんまでいいよね？ありのままがいいもんね？」
陽子「…いや、初対面でそのカジュアルスポーティーみたいな…やめたら？」
「えっ、どうしよう…私まともな服なんかスーツくらいしか…」
陽子「…A、あんたの仕事は？」
「へ、ヘアメイクアップアーティスト…」
陽子「しかも誰専属？」
「多恵さんとか…あ、嵐…」
陽子「よし、買いに行くよ」
「ちょっ！収入がそんなにあるわけじゃないんだからね！」
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陽子のおかげで綺麗さっぱりになった二枚のお皿。
今度はカズと食べにこよう、と密かに抱いた。
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「ちょ、いいよ陽子。私も払う！」
陽子「なんで食べてないAに払わせる必要あんのよ？笑」
「頼んだの私…」
陽子「美味しかったからチャラ」
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サッとスマートに会計をすませると、さあ！いくよ！と私の腕を引いて、私の為に張り切ってくれる陽子が、そこにはいた。
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あかね - お疲れ様でした (2015年8月6日 10時) (
レス) id: 82cfa87252 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - THINpoミルクティー (2015年8月6日 2時) (レス) id: 9c5403d75e (このIDを非表示/違反報告)
しろ - Thinpoの声が聞きたくて Mankoの声に耳すまーせ。 (2015年8月6日 2時) (レス) id: 1aee8e9803 (このIDを非表示/違反報告)
りりな - Yo ! 理想？ んなもんねえ！ 俺がほしいのはMANKOだけ！ (2015年8月6日 2時) (レス) id: 39d33edb08 (このIDを非表示/違反報告)
りりな - 俺の理想 … ?? “ オレ ノ チンポ ヲ ジユウ 二 シテクレルヒト ” (2015年8月6日 1時) (レス) id: 39d33edb08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーこ。 | 作成日時：2015年1月14日 22時
