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父「二宮くん、頭を上げて」
和「はい」
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床の上で正座状態になったカズは、真剣にお父さんを見つめて、膝の上で固く手を握っている。
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父「…君の結婚というのは、どういうことだか分かるね」
和「重々承知しています。」
父「君の熱狂的なファンからなにかAにされるかもしれない」
母「お父さんっ！」
「やめてお父さん。カズのファンの人はそんな人達じゃない」
和「そうですね…Aさんの身になにかあってもおかしくないと思います。」
父「それに、二宮くんのメンバーにも迷惑がかかるかもしれない」
和「はい。きっとかかると思います。」
父「世間の目、数々の困難、君に耐えられるかね？」
和「もちろんです、その覚悟が無ければきっと結婚には踏み出せないでしょう」
父「Aは？ちゃんとこの二宮くんについていけるか？」
「当たり前でしょ？これからもずっと、支え合って生きていく。しがみついて離れない。」
母「A…」
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私達の固い覚悟に
お父さんとお母さんも黙っちゃって、2人目を合わせたと思ったら
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母「Aを、よろしくお願いします」
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と、母が涙交じりの声でそう言った。
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母「なにかあったら、なんでもいってちょうだいね？力になるから」
「お母さん…ありがとう」
母「ううん、A、素敵な人連れてきてくれてありがとうね。お母さんもう安心。」
「…お母さんっ…」
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涙が、止まらない。
お父さんもお母さんに引き続いて
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父「Aを、宜しく頼みます」
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悲しませたりしたら、容赦しないからな！と笑いながらいうお父さんもどこか涙ぐんでいる。
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和「…、ありがと…うございます！」
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カズも目に涙を浮かべて、お父さんお母さんに頭を深く下げた。
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圭太「おっ、おれは！みとめねーぞ！Aはおれとけっこんするんだぞ！」
陽子「ちょ、圭太！お黙り！」
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陽子が圭太の口を抑えるともごもごもごとひたすらなんか話していて
将来ああなるのかな、って幸せな想像が膨らんだ。
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あかね - お疲れ様でした (2015年8月6日 10時) (
レス) id: 82cfa87252 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - THINpoミルクティー (2015年8月6日 2時) (レス) id: 9c5403d75e (このIDを非表示/違反報告)
しろ - Thinpoの声が聞きたくて Mankoの声に耳すまーせ。 (2015年8月6日 2時) (レス) id: 1aee8e9803 (このIDを非表示/違反報告)
りりな - Yo ! 理想？ んなもんねえ！ 俺がほしいのはMANKOだけ！ (2015年8月6日 2時) (レス) id: 39d33edb08 (このIDを非表示/違反報告)
りりな - 俺の理想 … ?? “ オレ ノ チンポ ヲ ジユウ 二 シテクレルヒト ” (2015年8月6日 1時) (レス) id: 39d33edb08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーこ。 | 作成日時：2015年1月14日 22時
