友人 ページ5
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Shoya side
翔也「A…?Aっ?!」
俺の腕を掴んでそのまま
胸に倒れ込む
翔也「家…家連れていけばいいの…?
そっか桃子ちゃんなら対応できる…」
Aをおんぶして
家まで走る
あんまり運動しないからかAは
ビックリするほど軽かった
翔也「ちゃんとご飯食べてんの…?」
インターホンを押すとすぐに
「はーい」という声が聞こえた
翔也「お姉さんの…」
“友人”
どうしたってこえられない壁
こんな時に、急にその言葉が
引っかかってしまって、なかなか
口に出せない___
翔也「……友人の木全翔也です」
すぐにドアが開いた
翔也「Aが、寝ちゃって、」
桃子「わかりましたっ、
とりあえず、家上がってください」
Aの部屋に入って、
ベッドに寝かせる
ひとまず安心した
桃子「あ、適当に座っててください
お茶持ってきますね」
翔也「あっおかまいなく〜…」
テキパキしてて、しっかりしてるな…
顔をよく見たら、
Aにそっくりだった
すやすやと気持ち良さそうに
寝ているA
翔也「プレゼント、隠しておいたからね」
さらさらな髪を撫でる
こうやって改めて見ると
本当に美人だな、と思う
最初はたしかに好きだった
今も好きなのかもしれない。
今は、よくわからない
このまま親友で満足してる自分もいる
桃子「お待たせしました…」
本当にちゃんとしてるなぁ…
桃子「ありがとうございます、木全さん」
翔也「いえいえ」
急にそわそわしだす桃子ちゃん
桃子「木全さんってもしかして、あの、
S4の木全翔也さんですか…?」
翔也「そうだけど、どこで知ったの?」
汐恩とか3人のをおかげで結構
有名になったS4だけど、
高校内だけだと思ってた
桃子「あ、私みなさんの
高校の付属中学に通ってて、
中学でもS4の皆さんは有名ですよ!」
付属とはいっても校舎は違うのに
すごいなぁ…
翔也「何年生?」
桃子「中3です」
翔也「よかった、ちゃんと後輩だった!
翔也でいいよ」
そう言ったら、爆笑してる桃子ちゃん
なんで…?
桃子「ちゃんと後輩です(笑)」
意外と話が盛り上がって、
気づくと1時間くらいたっていた
翔也「そろそろ、帰ろうかな」
荷物を持って立つと、
『あ、翔也』
。
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caco(プロフ) - 、さん» 報告してくださり、ありがとうございます。すみませんでした、すぐに直しました。今後、気をつけます。ご報告ありがとうございました。 (2020年5月13日 13時) (レス) id: 0218ac5f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:caco | 作成日時:2020年5月13日 9時