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まだもう少しだけAちゃんの過去編が続きます。
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＞＞side＿You
『愛し合ってなんてないよ、、瑠輝の愛は歪んでる、、』
そういうと強く腕を握られる。
「歪んでる？これのどこが？俺はAが好きで好きで仕方ないんだよ？手を握っただけで恥ずかしそうに笑う姿も嬉しそうに俺の名前を呼ぶ姿も全部全部愛しいんだよ？」
違う、そうじゃない。
「Aだって俺の事好きだろ？」
好きだったよ、大好きだった。
でもね、
『今の瑠輝は好きじゃないの、』
『前と全然違う。優しかった瑠輝も笑顔の瑠輝もいなくなった。私が大好きだった瑠輝が全部全部いなくなった…。目の前にいるのは私が好きな瑠輝じゃないの、』
そう言うと瑠輝はかっと目を見開いてこういった。
「そんな俺、元々いないよ?」
その言葉に寒気がした。
それから粘りに粘って何とか別れてもらって。
今でも夢に見るぐらい怖かったんだ。
・
・
『まぁ、こんな感じ、です』
そう言うとせんせーはそれは怖すぎるよね、
と言ってまた優しく抱きしめてくれた。
そんなせんせーの優しさにまた涙が溢れた。
「辛い話させちゃってごめんね。俺が少しでも楽にしてあげられたらって思ったんだけど、そんな簡単な話じゃなかったね。」
とん、とん、と優しく背中を叩いてくれる。
そのリズムがとても心地いい。
『私、どうしたらいいんだろう、、』
「AはAのままでいいと思うよ。」
そう言ってせんせーは私を体から離した。
「もう下校時刻になるから帰りな。ね？」
時計に目をやると7時近くて。
『やば、、うん、そうするね。話聞いてくれてありがとう。また明日』
早足で準備室を後にした。
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紅羽(プロフ) - kinpriさん» ありがとうございます！！次の更新までもう少々お待ちくださいませ！！ (2020年6月21日 22時) (
レス) id: a76f902393 (このIDを非表示/違反報告)
kinpri - はじめまして!!! こんな恋してみたいです!!!! これからも最新楽しみにしてます!(*^o^)／＼(^-^*) (2020年6月21日 14時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
紅羽(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます！読者様にそう思って貰えるようなお話をめざしているのでそう感じて頂けたのはとても嬉しいです！これからもよろしくお願い致します！ (2020年5月31日 13時) (レス) id: a76f902393 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 私もこんな風にされたいと思ってしまった(笑)これからも楽しみに待ってます！コメント失礼しました＼(_ _) (2020年5月31日 12時) (レス) id: 6ed3d4bb64 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます！！私もあべちゃんみたいな先生がいてくれたら…と思い書き始めました！ゆきさんも体調に気をつけてくださいね！ (2020年5月31日 1時) (レス) id: 73c094d3fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱那 | 作成日時：2020年5月30日 13時
