Dear.__君へ捧ぐ__【HSJ】

9 大丈夫。 ページ34

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「あ、あった...！！ﾊｧｯ」




走ったせいで、ちょっと息がしづらい。

けど、大ちゃんのタメだからだいじょぶ！




おへやまだ電気ついてる...


なら、いるよね？





「ﾊｧｯﾊｧｯ...、ゆーと！！！」





ゆーとの事をよんだら、すぐにドアが開いた。





「光くん？！どうしたの？！

寝てなきゃダメでしょ？」




「ゆーと！違うの！！大ちゃ...「光くん、今何時だと思ってんの？！」



「りょっ！りょーすけ！！！」



「ひか、ほら戻ろ？」



「ゆーり！！」




何で皆話聞いてくれないの？！


こーただったら、いっつも聞いてくれるのに！！



もうっ！！！！





「ちーーがーーうーー！！！！！！！」





おっきい声出しちゃった...


けど、ここら辺はおへやないから、だいじょぶ...、たぶん...





「大ちゃんが！たいへんなの！！！」




そうやって言うと、みんなやっと分かってくれた。




「ごめんね？光くん」




ゆーととりょーすけは謝ってくれたけど、ゆーりは大ちゃんの先生だから、「ひか、ありがとう」って言って、急いで行っちゃった。



でもいいの。



大ちゃんの事、だいじってしょうこ！





ふわふわしてたら、りょーすけが...

「光くん、ごめんね？ナースコールわかんないよね...」

って、言ってきた。



「...ごめんなさい、けーとにナースコール？何か聞かなかったの...。
そのせいで、大ちゃんがくるしくなっちゃった..。」



「ううん、光くんは偉いよ？」



っていって、ゆーとが頭を撫でてくれた。




ゆーとの大っきい手、大好き！

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