Dear.__君へ捧ぐ__【HSJ】

9 大丈夫。 ページ32

今日の大ちゃんは、なんだか様子がおかしかった。


・


オレいつも早く眠れないから、夜に誰かがぐあいわるくなったりするの、よく見る。




今までは、どうしていいのか分からなかったから、治るまでぎゅーってしてたけど、今はもう分かる！



ゆうとたちをよぶ。




ん？声きこえる...





「ハァッハァッ...ハァッ......」






こういうのは、よく聞く。

大ちゃんとか、ゆーやがよくなる。




ってことは、誰かがぐあいわるくなったってことだ！！





「大ちゃん？」




大ちゃんのベッドから声がきこえてきて、ちょっとカーテンをのぞいてみる。



そしたら、大ちゃんが苦しそうにしてる。



急いでゆーとたちをよぼうとしたけど、ナースコール...？



けーとが呼んでっていってたんだけど、、、





どれ...？


なに...？





あわあわしてると、ゆーやが起きてきた。




ぐぁあっ！！！




ゆーやは見ちゃダメ！！


大ちゃんがぐあいわるいと、悲しむでしょっ！！




急いでかくそうとしたけど、もう見られちゃった。。。





「ゆーや、だいじょぶ！りょーすけとかよぼ？」




そうやって言うと、ちょっとだけ不安そうにコクコクしたから、ゆーとをよびにいく。





「ゆーやは、大ちゃんのこと見とくんだよ？

変だったら、すぐよびにきて」





ちゃんとコクコクしてるのを見て、急いでゆーとたちのお部屋に行った。


よるの病院は、人がぜんぜん居ないの。


だから、走った。







走るの、そんなにとくいじゃないんだけど、ね、？


大ちゃんが、ね？

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