《H×H》拒絶～孤独～ (ページ22)

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19話ページ22

　
　
―翌日。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「…クロロも面倒な事を人に押し付ける……。」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
ハァ、とため息を吐いたシロロにクライムは問うた。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「“念”とは何だ?」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「“オーラ”と呼ばれる生命エネルギーを使い、自身の能力とする。それが“念能力”。
　
私は特質系の能力者。系統は“水見式”という方法で分かる。
　
だが、まずは“練”が出来ないと意味がないな。」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
後ろを向け、とシロロ。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「これに耐えられなければ、“念”は使えない。」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
、と言うとシロロはオーラを込めた手でクライムの背中を押した。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
それと同時に、一気にオーラがクライムの全身を駆け巡る。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
今までに経験の無い程の“痛み”と共に
　
　
　
　
　