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13話 ページ16


 
 
クライムが走っていると、すぐ横を銀色の光が掠めた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピッ、と頬に小さな痛みが走り 触れると血が付着した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
視線を上げると、大樹の幹に一本の太刀が突き刺さっていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
“そう遠くない所にいる”
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
“ここまで来て、再び奪われる訳にはいかない”
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そうなれば、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どんな手段を使っても、“緋の目”を守る。
 
 
 
 
 

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作者名:ミケにゃん x他1人 | 作者ホームページ:http://blogs.yahoo.co.jp/akino_yuki7362  
作成日時:2013年10月1日 18時

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