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その日は意外と早く訪れて、直近の日曜日のお昼。

待ち合わせは表参道にあるカフェ。





てっきり飲みに行くんだと思ったのに、まさかのランチで驚いた。





指定されたお店には既に瑞樹たちは到着してて、今回は重岡さんの隣の席が空いていた。





「ごめんなさい、遅くなりました」



「いやいや、俺らが早く着き過ぎただけだから気にしないで!


上田さん、そこでいい?シゲの横」



「はい。…お邪魔します、」



「どーぞぉ」





2人がけのソファーが対面に置かれたテーブル席だから、自然と重岡さんとの距離も近い。

この並びにするなら、普通の椅子にしてよ…と思いつつそんな事言えない。






それぞれに食べたいメニューを選んで注文をした。





「重岡さん、この前はありがとうございました」


「いえいえ。大丈夫でした?急いでましたけど、間に合いました?用事」


「はい!おかげさまで」





ドラマをリアタイ出来て幸せでございました。






「なになに、何の話?ありがとうって?」



「ちょっと、のんちゃん、」



「良いじゃん、何かあったわけ?2人。シゲって自分のこと話さないから、プライベート謎なんすよ」



「そうなんですか…。


何って程じゃないんですけど、プールで泳ぎ教えてもらっただけです」



「プール?上田さん、そっちも会員なんですか!セレブー」



「マネージャーにもらったんすよね、無料体験のチケット。



俺も仕事終わった後泳ぎに行ったら、たまたま上田さんが溺れてたから助けただけ」



「ちょっと!重岡さん、それ言わないでくださいよっ」



「大丈夫ですよ、人間得意不得意がありますし」






泳げないことをあっけらかんとバラされて、思わず横にあった重岡さんの肩を軽く叩いた。

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あお(プロフ) - はじめまして!この作品を見させていただいております^ ^なんかついつい続きが気になってどんどん読んでいってしまいました!あと、移行する前にメッセージがあったのがなんか嬉しかったです^^いまから次の話を見てきます!楽しみです(^ ^) (2019年4月25日 0時) (レス) id: 735c60907d (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ミルキァさん» コメントとご指摘ありがとうございます!直しました(^-^;また続きもよろしくお願いします(^-^) (2019年2月13日 16時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキァ(プロフ) - コメント失礼致します!いつも楽しませて頂いています(*^^*)48の投稿の転勤が天気になってると思います。違ったらごめんなさい(;_;) (2019年2月13日 1時) (レス) id: d4ceab3b1f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ゆっぽんさん» コメントありがとうございます。頂いた日からなかなか更新が出来ず申し訳ないです_(。。)_落ち着いたらまた描き始めますので、その時はぜひ読んでやってください♪ (2019年2月10日 22時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぽん(プロフ) - 初めまして!この小説とっても大好きで唯一毎日チェックさせて頂いてます。毎日更新していただいてありがとうございます!これからも楽しみにしてます( ^ω^ ) (2019年2月9日 1時) (レス) id: ae7f2f8e0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら | 作成日時:2019年1月16日 20時

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