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確かに、兄貴は見ようによってはワイルドなのかもしれない。
筋トレが趣味だから結構いかついし、目付きとかも鋭いから怖いと思わせる事も。
「兄貴…？やったん、あの人」
「うん、多分重岡さんが見たのはお兄ちゃんだと思う。
ていうか、あの時同じ店にいたなんて凄い偶然だね」
「俺近所やから、よく行くねん。
……兄貴やったん……」
「何回言うんだよ、それ。
まぁ、良かった！フリー同士なら、この後傷の舐め合いでデートでもしてきたら？」
…言い方。
だけどこの後は2人でデートしたいんだなってのは分かってるから、重岡さんと顔を見合わせて苦笑い。
「じゃ、解散しよか」
「そだね。じゃー、ごゆっくり！」
ちょうどシャンパンも飲み終わったし、瑞希と小瀧さんをお店に残して外へ出た。
この後どうするんだろう。
どうもしないで帰るのかな。
カップルや友達や家族で溢れかえる表参道の街並に、微妙な距離感を保つ私達はどんな関係なんだろう。
「…なんかさ、ごめん」
「なにがごめん？」
「いやー…言い方？」
「あぁ。ううん、気にしてないから別にいいよ。
気も遣われてないってことで」
「そやな、良かったわ。上田さんがさっぱりしてる子で」
さっぱり、か。
そうなのかな？私。
あまり物事に執着しない方かなとは思ってるけど。
「そういえばさ、重岡さんと私ご近所さんなのかも」
「あ、やっぱ？あの店で見かけた時、俺もそう思った」
「声掛けてくれれば良かったのに」
「デート中か思ったし、そもそもまだ今みたいに話せてないから無理やって。
……じゃあ、送るわ。駅同じなんかな？」
あれ。
これ、解散ムード？
でもこの後特にする事も無いし仕方ないか。
「あ……っ」
そう思った時、遠くから見えたのは
見間違えるわけない。
タケルくんだった。
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あお(プロフ) - はじめまして！この作品を見させていただいております^ ^なんかついつい続きが気になってどんどん読んでいってしまいました！あと、移行する前にメッセージがあったのがなんか嬉しかったです＾＾いまから次の話を見てきます！楽しみです(^ ^) (2019年4月25日 0時) (
レス) id: 735c60907d (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ミルキァさん» コメントとご指摘ありがとうございます！直しました(^-^;また続きもよろしくお願いします(^-^) (2019年2月13日 16時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキァ(プロフ) - コメント失礼致します！いつも楽しませて頂いています(*^^*)48の投稿の転勤が天気になってると思います。違ったらごめんなさい(;_;) (2019年2月13日 1時) (レス) id: d4ceab3b1f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ゆっぽんさん» コメントありがとうございます。頂いた日からなかなか更新が出来ず申し訳ないです_(。｡)_落ち着いたらまた描き始めますので、その時はぜひ読んでやってください♪ (2019年2月10日 22時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぽん(プロフ) - 初めまして！この小説とっても大好きで唯一毎日チェックさせて頂いてます。毎日更新していただいてありがとうございます！これからも楽しみにしてます( ^ω^ ) (2019年2月9日 1時) (レス) id: ae7f2f8e0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2019年1月16日 20時
